家庭教師の選び方を徹底解説!

家庭教師の選び方完全ガイド

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【家庭教師を個人契約する前に!】業者にお願いする場合と比べて実際どう?

投稿日:2019年10月29日 更新日:

家庭教師を頼むときには、トライや学研などの「家庭教師センター」にお願いするのが一般的。ただ、家庭と先生で直接やり取りをして指導に来てもらう「個人契約」もひとつの方法です。

家庭教師を個人契約する場合、前もってメリットとデメリットを知っておくべき。管理人的には、トータルで考えると家庭教師センターを通すほうがおすすめです。多少は費用が高いかもしれませんが、先生の変更や指導の相談をすぐにでき、受験の情報もしっかりもらえます。

ここでは「家庭教師の個人契約」について詳しく解説します。

ちなみに、家庭教師を探すときに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。「ぴったり家庭教師診断」というカンタンな質問に答えるだけで、地域で人気の家庭教師会社をすぐに検索できます。家庭教師を頼むときは、複数の会社を比べることもあるもの。家庭教師比較ネットなら1社ずつ問い合わせる手間がなくなるので、ぜひ使ってみてください。

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家庭教師は個人契約をすることもできる。2つの方法

家庭教師を個人契約する場合、大きく2つの方法があります。

【家庭教師を個人契約する方法】

  • 近所の大学生に、家庭教師を頼んでみる。
  • ネットで探せる個人契約の掲示板で、近くの先生を見つける。

個人契約で1番簡単なのは、近所の大学生にお願いする方法。「先輩が大学に入学した」ということはよくあるため、「うちの子を教えてもらえない?」のように頼むとOKしてもらえることがあります。

また、ネットで「家庭教師 個人契約」のように検索すると、家庭教師の掲示板が見つかります。個人契約をしたい先生が登録しているため、希望に合う先生に指導をお願いします。この場合は掲示板の運営会社に5,000〜1万円ほどの紹介料を払いますが、あとは先生に月謝・交通費を払うだけで大丈夫です。

正直、個人契約の掲示板は、何だか微妙なサービスが多いです(汗)子供の勉強をお願いするには不安が残るため、管理人的にはあまりおすすめしません。近所のよく知っている大学生にお願いできるなら、考えてみるのも良いと思います。

家庭教師センターの先生を個人契約に切り替えるのは、絶対にNG

個人契約できる先生が見つからないとき、家庭によっては「家庭教師センターで紹介してもらった先生を、個人契約に切り替えたら良いかも」と考えることがあります。

ただ、これは家庭教師センターへ入会するときに契約で禁止されるため、絶対にやめるべき。もしルールを守らず先生と相談して個人契約に切り替えると、あとで家庭教師センターから訴えられる可能性があります

家庭教師センターは個人契約トラブルに目を光らせていて、最近は特に厳しくなっています。許してしまうと、他の会員も個人契約をしてしまう可能性があるためです。

また、家庭教師センターを通して指導に来てくれる先生も自覚が足りないと、「直接で契約しませんか?」と持ちかけることがあります。これはダメな先生なので、家庭教師センターに連絡しましょう。

家庭教師の個人契約、3つのメリット

家庭教師を個人契約するメリットは、大きく次の3つです。

【個人契約のメリット3つ】

  • 月謝や交通費を安く抑えやすい。月1〜1.5万円ほどから。
  • 近所の大学生にお願いする場合、コミュニケーションを取りやすい。
  • 先生が子供と同じ学校に通っていた場合も多い。

月謝や交通費を安く抑えやすい。月1〜1.5万円ほどから

個人契約の場合、払う費用は完全に先生の月謝と交通費だけ。

中学生を指導する場合、家庭教師センターが先生に払う給料は時給1,200〜1,500円ほど。個人契約で時給2,000円ほど払えば、先生が引き受けてくれることはよくあります。月4回・60分で教えてもらうと8,000円、月4回・90分で教えてもらっても12,000円です。かなりお得ですね。

交通費は近くに住んでいる先生なら安く済むため、往復1回100円や200円、もしくは無料の場合もあります。

個人契約をする最大のメリットは、やはりこうした「費用の安さ」です。

近所の大学生にお願いする場合、コミュニケーションを取りやすい

個人契約の場合、近くに住む先生にお願いするのが一般的。そのため「来週はお休みにしてほしい」「テスト前にいつもより多く教えてほしい」というときでも、融通が利きやすいです。コミュニケーションを取りやすいのも、メリットといえます。

家庭教師センターで少し離れた先生を紹介してもらうと、こうした対応ができないこともあります。もちろん家庭教師センターのスタッフはなるべく近くの先生を紹介してくれますが、先生が少ない郊外では遠くから教えに来てもらうこともあります。

また、個人契約の場合、以前からよく知っている子にお願いすることも多いため、話しやすいのも良いところ。初対面の先生だと子供も緊張しますが、最初から良い雰囲気で教えてもらいやすいです。

先生が子供と同じ学校に通っていた場合も多い

近くに住んでいる大学生に教えてもらう場合、先生が子供と同じ学校に通っていたこともよくあります。

先生が子供と同じ中学校や高校だと、「あの先生、知ってるよ」という話題で盛り上がったり、定期テストの傾向などを把握していたりします。そのため授業がよりスムーズになり、結果として成績も伸びやすくなります。

同じ学校というのは一見あまり関係ないように思えますが、実は意外と大きなメリットです。

家庭教師の個人契約は、デメリットもある

ここまで紹介したように、個人契約にはさまざまなメリットがあります。ただ、同時に確認しておくべきなのがデメリット。個人契約では、むしろこちらを理解しておきましょう。

【個人契約のデメリット5つ】

  • 希望にピッタリ合う先生が見つかりにくい。
  • 指導に不満があっても、言い出しにくい。
  • 距離が近いため、友達のような雰囲気になりやすい。
  • 進路や受験に関する情報を得にくい。
  • トラブルになったとき、家庭で対処する必要がある。

希望にピッタリ合う先生が見つかりにくい

個人契約の話をできる人は、限られることが多いです。「たまたま近所に大学生がいるから、頼んでみよう」のような場合も多く、複数の先生を比べて、子供に合う人に教えてもらうのは難しいです。

もし頼んだ先生と子供が合わないと、またあらためて別の先生を探すことになります。そのときけっきょく家庭教師センターを利用することもあるため、「最初から家庭教師センターにお願いすれば良かった・・」ということにもなりかねません。

「あの子と子供は合うだろうな」と思える人がいない場合、無理に個人契約を考えるのは控えるほうが良いです。

指導に不満があっても、言い出しにくい

個人契約の先生は距離が近くなりやすいために、指導への不満を言い出しにくいことがあります。

「山田くん、頑張ってうちの子を教えてくれてるけど、やっぱりちょっと物足りない。宿題をもっと出してほしいけど、言い出しにくいな・・」

こうしたときに要望を伝えると、「じゃあすいません、やめます」となったり、先生が「いや、なかなか言うことを聞いてくれないので」と逆ギレしたりすることもあります。それまで良かった関係が急に崩れることもあるため、良い関係を続けられそうか最初に考えておくべきです。

距離が近いため、友達のような雰囲気になりやすい

先生との距離が近いと、友達のような雰囲気になりやすいのもデメリットです。

先生に親近感があると子供が勉強に抵抗をもちにくく、プラスに働きやすいです。ただ、あまりにも友達のような雰囲気になってしまうと、子供が勉強せずに遊んでしまうようになります。これでは家庭教師の意味がありません。

家庭教師センターを通して指導に来る先生は研修を受けているため、親近感がありながらも「先生」として接してくれます。そのため楽しい雰囲気にはなっても、なあなあにはなりにくいです。

進路や受験に関する情報を得にくい

家庭教師センターで家庭教師をお願いしても、実際に勉強を教えてくれるのは大学生や社会人の先生です。家庭教師センターのスタッフは、今後の進路や受験に関する情報を提供してくれます。

個人契約の場合、先生が知っている情報は教えてもらえますが、受験に向けた細かな情報は手に入れにくいです。個人契約の先生は言ってしまうとアルバイト感覚の場合も多く、講師として受験情報をチェックするなどの努力はあまりしていません。

家庭教師センターに登録している先生も数学や英語の指導はできるものの、あまり受験の仕組みや情報について詳しくないことが多いです。これをフォローするために、家庭教師センターのスタッフは電話やメールで問い合わせを受けています。

勉強を教えてもらうだけなら個人契約でも良いですが、受験も見据えて家庭教師を利用するなら、やはり家庭教師センターのほうが体制が整っています。

トラブルになったとき、家庭で対処する必要がある

先生に教えてもらっていると、ときにはトラブルが起きることも残念ながらあります。先生が子供に暴言を吐いてしまったり、子供と恋愛関係になろうとしてしまったりすることがあります。

個人契約の場合、こうしたトラブルは家庭で対応する必要があります。家庭教師センターなら電話ですぐに指導のストップ・先生の変更ができますが、個人契約だと家が近いことも多いため、対応が長引いてしまうこともあります。

指導がスムーズに進んでいるときは良いですが、トラブルになるときのことも念のため考えておくことは大切です。

最近は家庭教師センターに頼んでも、月1.5〜2万円ほど

ここまで紹介したように、家庭教師の個人契約はメリット・デメリットの両方があります。正直、管理人は料金面は個人契約のほうが安くてメリットがあるものの、その他の面では家庭教師センターのほうが良いと思っています。

最近は家庭教師センターもさまざまなサービスがあり、中規模の会社なら月1.5〜2万円ほどで教えてもらえます。個人契約より少し高めかもしれませんが、スタッフによるサポートや受験情報が得られることなどを考えると、考える価値は充分あります。

家庭教師センターは各社とも無料の体験授業を用意していて、詳しい料金やサービス内容もそのときに聞くことができます。できれば話を聞いて判断するのがおすすめです。

家庭教師比較ネット

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ちなみに家庭教師センターは地域によって対応エリアが違います。「家庭教師比較ネット」という一括検索のサービスを使うと、地域で人気の家庭教師センターをまとめて検索できて、1社ずつ探す手間が省けます

家庭教師比較ネットは学年やお住まいの都道府県から会社を探したり、大手や人気の会社を検索することもできます。カンタンに資料請求の申込みができて無料なので、ぜひ使ってみてほしいと思います。

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費用を抑えるなら個人契約も良いけど、基本は家庭教師センターがおすすめ

家庭教師の個人契約は、費用を抑えられるのが大きなメリット。ただし先生を選べなかったり家庭でトラブルに対応しないといけなかったりと、デメリットもあります。

家庭教師は「教えてもらえればいい」というわけではなく、スタッフのサポートの体制や受験に向けた情報提供なども大切です。トータルで考えると体制が整っている家庭教師センターがおすすめなので、予算を踏まえて考えてみてください。

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