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【高校生向け】勉強の学習計画の立て方:年間・月間・週間・日間と細かく作る方法

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大学受験に向けて勉強するときには、「計画」が大切。

人によっては「とにかくスタートしよう」と思って、いきなり英語や数学の勉強をし始めることがあります。確かに早い行動は大切ですが、先に準備を整えてからのほうが、ずっとスムーズです。

ただ、いざ計画を立てようと思っても、どう作ればいいかわからないことは多いもの。そこでここでは、高校生向けに「計画の立て方」を解説します。

計画を立てずに勉強するのは、何も準備せずに遠足へ行くようなもの

大学受験で計画が必要になるのは、学習のボリュームが多いため。

高校受験まではそれほどしっかりとした計画がなくても、まずまず対応できます。「まずは数学のワークを終わらせよう」のように、だいたいのやることがわかっていれば良かったと思います。

ですが大学受験は英語や数学などの1科目だけでもボリュームが大きく、それを複数科目で勉強する必要があります。やみくもに勉強すると「ぜんぜん進まない・・」と感じて、挫折してしまうことが多いのです。

たとえば定期テストは2週間ほど前からテスト期間に入り、「テストまでに英語はこれを終わらせて、数学はこれをやろう」というように、ある程度の見通しをつけるはず。

大学受験は勉強の期間が長くなり、見通しがつきにくいです。これが計画を立てずに勉強してしまう原因ですが、勉強の期間が長期だからこそ、きちんと計画を立てないと、なかなか目標に到達できません。やみくもに勉強するのは、「あんまり準備してないけど、とりあえず行ってみよう」と遠足へ行くようなものなのです。

もちろん無計画でも、大学受験で上手くいくことはあります。ただ、やはり計画を立てるほうがスムーズなはずです。

計画は「目標からの逆算」で作るのが基本!

計画はどう作ればいいのか。これは「目標から逆算して作る」というのが基本です。

【計画を立てるときの流れ】

  1. 最終目標(志望校)を決める
  2. 年間計画
  3. 半年の計画
  4. 月間計画
  5. 週間計画
  6. 日間計画(毎日のやること)

定期テストの勉強をするとき、「目標を決める → 週間計画→ 日間計画」という流れを無意識に考えているはず。基本的にはこれを、もっと長期間で行います。

1. 最終目標(志望校)を決める

計画の第一歩として、まずは志望校を決めます。

興味のあること・やりたいこと

偏差値レベル

大学の場所

これを基準に大学を絞り込み、第1志望から第3志望くらいまで決めると良いです。

【例】将来は建築の仕事をしたいから、建築が学べる大学に行きたい。今は偏差値55くらい、できれば国立がいいから、第1志望は横浜国立大学の都市科学部っていう学部にしようかな。横浜に住みたい(笑)

上のような感じで、自分の行きたい大学を決めましょう。

2. 年間計画

志望校が決まったら、年間計画を立てます。つまり、「これから1年(今の学年が終わるまで)で何をするか」を決めます。

ここで大切なのが、志望校の受験科目。どの科目に力を入れて勉強する必要があるのかをチェックしましょう。旺文社の「パスナビ」というサイトで、大学名を入力すると調べられます。

【例】

自分は理科で物理・化学を取っていて、地歴・公民は現社。
これでいくと第1志望の「横浜国立大学・都市科学部」は、

(共通テスト)

英語:200点+リスニング40点
数学:200点(1A+2B)
国語:200点
理科:200点(物理+化学)
地歴・公民:100点(現社)
合計:900点

(二次試験)

英語:300点
数学:450点(数3まで)
理科:450点(物理+化学)
合計:1200点

二次試験のほうが高い配点で、数3までしっかり勉強する必要があって、物理と化学も両方やらないと。

今は高2の夏だから、高3の夏休み前までの1年間に

英語:文法・単語を終わらせる
数学:数3まで学習終了
国語:古文の単語・文法、漢文の基本を終えておく
理科:物理・化学を学習終了
地歴・公民:基本をひと通り押さえる

くらいは終わっておかないといけないな・・。英・国・現社は、そんなに慌てなくていいかな。

上のように、志望校から「受験に必要な科目」と「各科目の配点」がわかります。すると今から何をするべきかイメージしやすくなり、年間計画を立てることができます。

今の学年が終わるまでの年間計画は、細かく決めにくいはず。ただ、上のように必要科目と配点から、ざっくりとしたイメージができるだけでもOK。受験に必要な科目それぞれについて、1年の計画を作りましょう。

3. 半年の計画

年間計画は「長期の目標」。ここから「中期目標」、さらに「短期目標」へ落とし込んでいきます。

そのために、「年間計画をこなすために、今から半年間で何をする必要があるか」を考えます。

【例1】

高2のうちに、単語帳の単語を全部覚えたい。1900個あって、今は900まで覚えているから、あと1000個。これくらいならあと半年でいけるかな。

【例2】

数2Bは高3の夏までに復習するとして、数学の黄チャート1Aを、高2のうちに復習しよう。

上のように決めることで、ここからの半年で集中してやるべきことがハッキリします。もちろんこれも、受験に必要な各科目でやることを決めます。

4. 月間計画

ここからは、やるべきことのボリュームを月数や日数で割って、細かな計画を立てていきます。

【例】

単語を半年(6ヶ月)で1000個覚える → 1ヶ月で約170個(1000÷6)
数学1Aの黄チャートを半年(6ヶ月)で復習 → 1ヶ月で1分野ずつ、例題を復習

上のように、半年でこなすページ数や分野の数などを月数で割れば、月間の計画になります。

5. 週間計画

ひと月の計画が分かれば、それを4週分で割れば、週間の計画になります。

【例】

単語1ヶ月で約170個 → 1週間で約45個
数学1Aの黄チャートを1ヶ月で1分野復習→ 1週間で例題15問

大きなボリュームに感じた学習量が、細かくすることで「これならできるかも」というボリュームになってきます。

6. 日間計画(毎日のやること)

週間計画の数字を7日分で割れば、日間の計画になります。ただし、休みを入れたい場合は6日や5日で割りましょう。

【例】

単語を1週間で約45個 → 1日6〜7個
数学1Aの黄チャートを1週間で例題15問→ 1日2問

1日のボリュームにすると、「黄チャート1日2問って、意外と余裕かも・・」という気にもなってくるはず。

最初からあまりボリュームを増やしすぎると、途中で「やっぱりきつい」となりやすいです。最初はある程度ラクな形にしておき、余裕が出てきたら少しずつ増やしましょう。

計画を立てたあとにやるべきこと

計画を立てたら勉強するだけですが、気をつけておくべきこともあります。次のポイントを押さえておきましょう。

  • 計画は立てて終わりではなく、実行してこそ意味があることを意識する。
  • 余裕があれば、計画より早く進める気持ちで。
  • 計画どおりに進むことは少ない!定期的に確認、軌道修正をしよう。

計画は立てて終わりではなく、実行してこそ意味があることを意識する

計画はあくまでも「準備」です。「計画を立てただけで、勉強した気になってしまう」というのは、よくあること。

計画づくりは確かに労力がかかりますが、残念ながら勉強は1ミリも進んでいません。勉強をスムーズにするためのものなので、「計画は、それを元に勉強してこそ意味がある」といえます。

頭でわかっていても、「いざ勉強」となると意外にサボってしまうため、気をつけましょう。

余裕があれば、計画より早く進める気持ちで

上で紹介したように計画を細かく立てると、「1日にやることって、意外と少ないな・・」と感じることもあるはず。問題集などもカンタンな問題と難しい問題があるため、すぐに終わる部分とゆっくりになる部分が生じます。

そのため余裕があるときは、計画より少し早めに進めましょう。それだけ予定を前倒しできますし、ペースが遅れたときの貯金にもなります。

計画どおりに進むことは少ない!定期的に確認、軌道修正をしよう

計画は立てて終わりではなく、実は実行しても終わりではありません。「確認」までが計画です。

計画に沿って勉強していると、何かの事情で遅れたり、思ったよりスムーズに進まないことがあります。

こうしたときは計画を練り直し、どこを修正するのか考える必要があります。

【例】

単語を1日7個覚えるつもりだったのに、これはちょっとキツイ・・。最後の300個は上級単語で、理系にはひとまず必要ないかも。残っている1000個から300個を引いた残り700個を、半年で終わらせよう。これならひと月120個くらいで、1日4個。これならいけそう。

できれば最初のうちは計画どおりに進められたかを、週末などに振り返ると良いです。こまめに軌道修正をすることで、大幅な計画変更を避けられます。

ちなみに、最初に立てた計画をそのままこなせる人は、とても少ないです。誰しも軌道修正を繰り返しながら目標に到達しているため、「計画どおりにできなかった・・。やっぱりダメなんだ、俺は」と悔やみすぎないようにしましょう。

しっかりと計画を立てられれば、志望校への進学はぐっと近づく!

大学受験を頑張るなら、やっぱりできれば第1志望の大学に行きたいもの。しっかりと計画を立てて、それに沿って勉強すれば、合格は現実的なものになります。

逆に計画を立てずやみくもに勉強しても、1歩1歩進んでいる実感がわきにくいです。ぜひしっかりと準備を整えてから、入試に向けた対策を始めてみてほしいと思います。

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