家庭教師の選び方を徹底解説!

家庭教師の選び方完全ガイド

高校受験・入試にも家庭教師はオススメ!体験授業のポイント5つ

投稿日:2018年1月16日 更新日:

高校入試の対策にも家庭教師は効果的。1対1で教えてもらえるため学力が伸びやすく、先生や家庭教師センターのスタッフから受験情報も得ることができます。費用はかかりますが、それだけの価値はあるはず。

ただ、高校受験は子供にとって大切なもの。家庭教師を考えるときも、きちんと会社を選ぶ必要があります。

ここでは「高校入試に向けた家庭教師」について解説します。

ちなみに、家庭教師を探すときに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。「ぴったり家庭教師診断」というカンタンな質問に答えるだけで、地域で人気の家庭教師会社をすぐに検索できます。家庭教師を頼むときは、複数の会社を比べることもあるもの。家庭教師比較ネットなら1社ずつ問い合わせる手間がなくなるので、ぜひ使ってみてください。

「家庭教師・比較ネット」の公式サイト・家庭教師センター比較

高校入試にも家庭教師はオススメ!集中的に勉強できる

高校受験に向けた勉強は塾でもできますが、周りにほかの生徒さんがいるため、子供によっては集中できないことがあります。また、場合によっては子供が塾の友達と遊んでしまい、勉強が進まないこともあります・・。

家庭教師は先生が自宅に来て1対1で教えてくれるため、集中しやすいのがメリット。さらに計算のクセや英語のスペルミスなど細かな部分まで指導してくれるため、学力を伸ばすのにとても効果的です。

集団形式の塾や個別指導塾の場合、先生やスタッフがいつも自分の子供だけを見てくれるわけではありません。家庭教師なら、集中的に教えてもらうことができます。

高校受験生(中3)の相場は、月2〜3万円(90分・月4回)

「家庭教師を頼みたいけど、料金が高そう・・」

こんな不安がある人は多いですが、最近の家庭教師は少しずつ良心的な価格になっています。高校受験生(中3生)の場合、家庭教師の料金は月2〜3万円が相場です(90分・月4回(週1回)の場合)。

大手だと月3〜4万円することもありますが、家庭教師は必ずしも「高いサービスなら良い」というわけではありません。それは、担当の先生に左右される部分が大きいためです。

家庭教師センターの体制がしっかりしているのはメリットですが、1番大切なのは「先生が子供に合うかどうか」。中規模の会社でも、親身に教えてもらえるところはたくさんあります。

高校入試では、先生と家庭教師センターをしっかり選ぶべき!5つのポイント

高校受験に向けて家庭教師を頼むなら、先生と家庭教師センター選びにはこだわるべき。

「とりあえず大手なら安心だろう」「高学歴な先生なら大丈夫じゃない?」と安易に考えると、子供の成績が思うように伸びないこともあります。そのため、次の5つのポイントを押さえると良いです。

【高校受験の家庭教師選び、5つのポイント!】

  • 大学1〜2年生の先生は避け、3年生以上か大学院生・社会人を希望する。
  • 先生の「受験生の指導経験」と「合格実績」は必ず確認。
  • プロ講師は良いけれど、費用は高い。月10万円ほどになることも・・。
  • 家庭教師センターの見極めは、「受験に向けた的確なアドバイスをもらえるか」
  • 志望校・テストの点数・成績・部活の予定を、しっかり伝える。

大学1〜2年生の先生は避け、3年生以上か大学院生・社会人を希望する

高校入試では中1〜3年全ての内容が出題されることに加え、中には難しい問題もあります。

家庭教師として教えてくれる先生は、大学1〜4年生・大学院生・社会人とさまざま。ただ、大学1・2年生は、高校入試に不向きです。まだ講師としての経験が浅く、受験という大切な時期を任せるには不安が大きいためです。

もちろん中には大学1・2年でも良い先生はいますが、大学3年生以上や大学院生、社会人のほうが、経験豊富で受験指導に慣れている先生が多いです。

家庭教師センターはどの会社も体験授業を受けられるため、スタッフに「大学3年生以上の先生でお願いします」「なるべく社会人の先生でお願いします」と希望を出しましょう。

また、「先生の学歴」は、子供の成績に合わせて希望すると良いです。

子供がテストで80点くらい取れているなら、高学歴な先生のほうが合うはず。逆にテストで平均点(50〜60点)くらいなら、偏差値50くらいの大学の先生を希望するほうが、気さくに教えてもらいやすいです。

高学歴な先生は「これくらいはわかるよね?」と簡単な内容を飛ばしてしまうことがあるため、どんな子供にも合うわけではありません

ちなみに医学部の先生も、学力がとても高い子供には良いですが、そうでないならおすすめしません。頭の良い人が教えることも上手とは限らず、医学部の先生に頼むと必要以上に料金が高くなることもあるためです。

先生の「受験生の指導経験」と「合格実績」は必ず確認

高校受験で大切なのは、「家庭教師の先生に、子供を合格させる力があるかどうか」ということ。これを判断するには、先生の「受験生の指導経験」と「合格実績」を確認しましょう。家庭教師センターから先生の紹介があったときに、これらを聞くと良いです。

高校受験の指導経験は、「中3生を2人以上、かつ1年以上教えたことがあるか」を目安にしましょう。高校受験は毎年似ているため、2人くらい教えると慣れます。もちろん指導人数が多いとより良いです。また、中3の1年間を通して教えた経験があると、先生は入試について十分わかっているはずです。

合格実績は担当した生徒さんによって変わるため、先生に2、3校でも合格実績があれば「入試対策に向けた指導ができる」と考えて良いです。逆に「合格させる前(中3の途中)に担当を降りた」という先生は、変更をお願いするほうが良いです。

プロ講師は良いけれど、費用は高い。月10万円ほどになることも・・

家庭教師は大きく2つのコースがあり、「通常コース」と「プロ家庭教師」に分かれています。プロ家庭教師は指導経験10年以上、合格実績多数、教えるのが上手と評判など、「家庭教師センターの基準をクリアしたプロの先生に教えてもらえるコース」です。

プロ家庭教師コースは中規模の家庭教師センターにはないことがあり、大手や準大手の会社に多いです。料金は月8〜10万ほどかかることもよくあり、それだけ質の高い授業をしてもらうことができます。

ちなみに高3の大学受験では、大手予備校の費用で50〜100万円ほどかかるのが一般的。高校受験で上のレベルを狙うなら、半年〜1年ほどプロ家庭教師を利用するのも良いかもしれません。プロ家庭教師が月10万円の場合、半年なら60万円、1年なら120万円です。

ただ、一般の先生でも良い人はたくさんいるため、予算的に厳しいなら通常コースで十分です。

家庭教師センターの見極めは、「受験に向けた的確なアドバイスをもらえるか」

基本的に先生の紹介が終わり授業が始まると、先生と子供・親とのやり取りがメインになります。家庭教師センターは、進路の相談や授業回数の変更などをお願いするときに連絡します。

ただ、家庭教師センターのスタッフが高校受験に詳しいことは大切。体験授業を受けるときに、「高校入試の仕組みって、どうなってるんですか?」「子供の内申点が今こんな感じなんですが、志望校に行けそうですか?」と聞いてみてください。

このときにスタッフが「先生からアドバイスがありますよ」と話す場合、その家庭教師センターはやめておきましょう。ハッキリ言って、頼りになりません(汗)

  • 「神奈川県の高校入試はこんな仕組みになってまして・・」
  • 「今の内申点が33なら、この高校は十分狙えると思います」

こんなふうにスタッフが今後の方向性をきちんとアドバイスしてくれるなら、その家庭教師センターは大丈夫と考えて良いです。

数学や英語の勉強は先生に教えてもらっても、進路や学習の方向性は家庭教師センターのスタッフと相談することも多いもの。いざというとき頼りになるスタッフかどうかを、確認しておきましょう。

志望校・テストの点数・成績・部活の予定を、しっかり伝える

高校受験をしっかりサポートしてもらうには、こちらから情報を伝えることも大切。

【家庭教師センターと先生に伝えると良い情報】

  • 志望校(今後変わってもOK)
  • 直近1〜2回のテスト点数(問題もあるとより良い)
  • 直近の成績表(内申点がわかるもの)
  • 部活の予定(いつから受験に集中できるか)

上の4つがわかっていると、家庭教師センターも先生も、今後の学習プランを立てやすくなります。できれば体験授業を受けるときに用意しておくと、子供にしっかり対応できる先生を紹介してもらいやすいです。

逆にこれらがない中で授業を進めると、いくら先生が頑張っても成果が出にくくなります。子供はテストの点数や成績を恥ずかしがるかもしれませんが、きちんと準備しておきましょう。

(参考)家庭教師の授業を受ける前に用意するもの・準備することは?教材は?

授業は「これまでの復習+入試問題の練習」が基本

高校入試に向けて家庭教師で教えてもらう勉強は、「これまでの復習+入試問題の練習」が基本です。

多くの中学校では中3の年明け1〜2月ごろまで、中3の学習範囲が終わりません。そのため家庭教師では学校の授業をしっかり押さえつつ、9月や10月ごろから少しずつ入試問題を解くのが一般的。また、多くの都道府県で中学校の内申点も重視されるため、テストが近づいてきたらテスト対策を集中的に行います。

先生からは授業が終わったあとに、「今月はこう進めます」という話があるはずです。だいたいのイメージだけ持っておけば、あとは先生の提案に沿って子供が勉強を進めれば大丈夫です。

家庭教師のみでも入試対策は十分。ただし余裕があれば通信教育や塾もプラス

家庭教師だけでも、入試に向けた勉強は十分できます。多くの子供は学習の習慣がないため、家庭教師が定期的に来ることで勉強のペースを作れるようになります。すると宿題や入試への意識などで、少しずつ自分でも勉強できるようになるはずです。

ただ、もし子供が学校のテキストやワークをしっかりこなせているなら、塾や通信教育を併用するのも良いです。

【家庭教師+塾(塾は中3の場合、1.5〜2万円ほど)】

  • 苦手科目や得意科目を家庭教師で勉強し、塾で他教科の勉強と友達との交流。
  • 勉強は家庭教師メインで行い、自習室や受験情報を目的に塾を利用する。

【家庭教師+通信教育(通信教育は1科目あたり月5,000円ほど)】

  • ワークに加えて、通信教育の教材を家庭教師でも使う。

塾や通信教育を併用する場合、上のように活用するのが一般的。どちらも多くの生徒さんが利用しているため、予算があるなら子供と相談して合うほうを選ぶと良いです。

通信教育は「進研ゼミ」か「スタディサプリ」の2つがおすすめ。どちらも料金はお値打ちなので、追加しやすいのがメリットです。

進研ゼミは暗記ツールやポイントのまとめなど特典が多く、受講科目以外の勉強もしやすいです。最近の子供はスマホに慣れているので、動画を見て学べる「スタディサプリ」も良いですが、家庭教師で使うには不向きです。

塾を併用する場合は「授業+宿題」とやるべきことが急に増えるため、子供が大丈夫そうかはよく考えて決めましょう。

家庭教師を活用して、入試に向けた準備をしっかりと

高校入試に向けた家庭教師は、利用の仕方にポイントがあります。ここで紹介したポイントを押さえて、上手く活用してほしいと思います。1対1で教えてもらえる家庭教師なら、きっと子供の実力もアップするはずです。

なお、家庭教師を探すのに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。イトクロという教育系の大手企業が運営していて、人気の家庭教師会社をまとめて検索。1社ずつ問い合わせる手間を省けます。

家庭教師比較ネット

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家庭教師を頼むなら、なるべく信頼できる会社にお願いしたいもの。家庭教師比較ネットなら複数の家庭教師会社にすぐ相談でき、スタッフの様子・対応などから、ベストな会社を選べます。

家庭教師比較ネットは無料で利用でき、「ぴったり家庭教師診断」で学年やカンタンな質問に答えるだけで、地域で人気の家庭教師会社を提案してもらえます。ぜひ使ってみてくださいね。

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