中1はとても大切な時期。勉強は階段のようにステップを踏んで進められるため、中1の内容が理解できていないと中2、中3の勉強も難しくなります。
中1の勉強は「土台作り」。すでにテストで30点や50点を取っている場合、今のうちに対策しましょう。集中してしっかり教えてもらうのに、家庭教師はとても有効です。
ここでは「中1からの家庭教師」について解説します。どんな子供でもきちんと勉強すれば伸びるため、サポートしてあげてほしいと思います。
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今後へつなげるために、中1からの家庭教師は効果的!まずは英語・数学を
中学校の勉強は、1年から3年まで「つながり」があります。一見あまり関係なさそうな内容でも、中3になると今までの内容を踏まえて問題を解くことがよくあります。そのため1年で習うことは、今のうちにマスターしておくべき。
中学で学ぶ科目は多いですが、中でも特に大切なのは「英語」と「数学」。家庭教師で教えてもらう場合、まずはこの2教科を対策しましょう。
英語は単語を覚えて教科書の文章を理解。さらにワークの問題を解く
英語の学習でまずやるべきことは、大きく分けて次の3つ。
【中1の英語学習でやるべきこと】
- 単語を覚える。
- 教科書に出てくる文章を理解して、訳せるようにする。
- ワークの問題(文法・並べ替え・書き換えなど)を解けるようにする。
まずはこの3つがきちんとできているか、子供に確認してみましょう。テストの点数が悪い場合、どれかが抜けているはず。単語が覚えられていなかったり、ワークをひと通り解けていなかったりするため、できていないところに戻って復習が必要です。
家庭教師で教えてもらう場合、単語は宿題で出してもらい、教科書・ワークの解説をしてもらいましょう。
数学は教科書とワークの問題をしっかりこなす
数学は英語のように暗記するべきことは少ないため、主にやるべきことは2つです。
【中1の数学学習でやるべきこと】
- 教科書を理解して、例題・問題を解けるようにする。
- ワークの問題を解けるようにする(できれば発展問題まで)。
数学は教科書で基本を理解して、ワークでその知識を使いこなす練習をします。ワークは基本・練習・発展と問題のレベルが分かれているため、まずは基本と練習問題を解けるようにしましょう。そしてできれば発展問題まで解けると、しっかりとした実力がつきます。
英語にもいえることですが、ワークは「全ての問題を解けるようにする」というのが目標としておすすめ。大変に感じるかもしれませんが、基本を理解して1問ずつ解いていけば、ひと通りこなせるようになるはずです。
家庭教師で数学を教えてもらう場合、教科書がわからなければ基礎から解説してもらいましょう。教科書がわかる場合はざっと基本をおさらいしてもらい、ワークの問題を中心に進めてもらいましょう。
家庭教師は「勉強の習慣づくり」にも効果的。英・数が伸びると他教科も伸びやすい
英語と数学を家庭教師でしっかり教えてもらえば、今後の勉強はかなりスムーズになるはず。学校の授業をその場で理解できるようになり、勉強の効率が上がります。テストの点数も安定するようになり、70点や80点、ときには90点や満点を取れるかもしれません。
また、どの科目も内容は違うものの、「理解して、問題を解けるようにする」という勉強のスタイルは同じです。英語と数学ができると「勉強のコツ」がつかめるため、国語や理科、社会も伸びるようになります。
中1で家庭教師に教えてもらう場合、週1〜2回のペースでの授業が一般的。毎週教えてもらうことで「勉強の習慣」ができ、先生がいないときも子供が自分で宿題や復習をしやすくなります。
家庭教師はこうしたさまざまな相乗効果で、成績がグッとアップしやすくなります。
中1なら料金も安価。月4回・60〜90分で1.5〜2万円ほど
中1の家庭教師は、料金もあまり高くありません。月4回(週1回)で60分なら月謝は1万5千円、90分なら2万円ほどが相場です。月8回(週2回)だと2〜3万円ほどです。
子供に勉強習慣があまりなかったなら、まずは月4回(週1回)・60分で教えてもらうのがおすすめ。ペースがつかめてきたら月8回(週2回)にしたり、授業時間を90分に伸ばしたりすると良いでしょう。
最初から授業の回数や時間を多くしてしまうと、子供のやる気が落ちてしまいやすいです。最初は無理なく続けられることを目標にするほうが、スムーズに成績アップをしやすいです。
教えてもらう先生はプロでなく、一般(大学生・社会人)の先生で十分
家庭教師で教えてもらえる先生は、「一般の大学生や社会人」と、経験年数や合格実績が豊富な「プロ」にわかれています。
プロの先生に指導を頼むと、月5〜10万円の費用がかかるのは普通・・。ただ、「テストで80点を取れるようになりたい」「上位の高校を目指したい」のような目的なら、一般の先生でも十分効果があります。大学生や社会人の先生でも良い人はたくさんいるため、家庭教師センターで紹介してもらいましょう。
「将来は大学の医学部を目指している」「子供が本当にどうしようもなく勉強ができない」「今まで家庭教師を試してみたけどダメだった」などの場合は、プロを考えてみると良いでしょう。
大学生と社会人の先生は、どちらが合うか子供によって違います。お兄さんやお姉さん的な雰囲気で気さくに教えてもらうなら、大学生の先生がおすすめです。
親への対応や指導力は社会人講師のほうが上ですが、年齢が高いと子供が緊張しやすいです。「子供が先生を気に入るか」は成績に大きく関係するため、社会人の先生を希望するなら20代か30代前半がおすすめです。ここは家庭教師センターの体験を受けてからでも良いため、スタッフと相談しながら決めましょう。
中1は中学内容の土台を作る大切な時期。今のうちに対策しよう
中1の内容はまだそこまで難しくないため、きちんと勉強すれば遅れを挽回できます。今のうちに土台を固めると今後がラクになるため、早めに対策を始めてほしいと思います。家庭教師なら子供のペースに合わせて教えてもらえるため、スムーズに実力をつけられるはず。体験授業を通して、ベストな会社を利用してほしいと思います。
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