家庭教師を頼みたいと思ったら、トライやあすなろ、学研などの「家庭教師センター」を利用するのが一般的。相談から実際に授業が始まるまでの流れを知っておくと、どの会社を選ぼうか考えるときに役立ちます。
ここでは「家庭教師センターへの契約・入会から、授業スタートまでの流れ」を紹介します。参考にしてみてくださいね。
ちなみに、家庭教師を探すときに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。「ぴったり家庭教師診断」というカンタンな質問に答えるだけで、地域で人気の家庭教師会社をすぐに検索できます。家庭教師を頼むときは、複数の会社を比べることもあるもの。家庭教師比較ネットなら1社ずつ問い合わせる手間がなくなるので、ぜひ使ってみてください。
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「家庭教師センターへの相談」〜「授業スタート」までの5ステップ
家庭教師センターに問い合わせて授業がスタートするまでには、大きく5つのステップがあります。
- 体験授業を申し込む
- 体験授業を受けて、サービスの説明を聞く
- 家庭教師センターに入会(契約)して、講師の紹介を待つ
- 初回の指導日を決めて、授業スタート!
- 初回の授業後に、家庭教師センターから確認の連絡がくる
1. 体験授業を申し込む
家庭教師センターはいきなり利用の申込みをするのではなく、まずは「体験授業」を受けて検討するのが一般的。
家庭教師が子供に合うかどうかは、実際に指導を受けてみないと分からないもの。そのためほとんどの家庭教師センターは、無料で体験を受けることができます。スタッフが自宅に来てくれて、子供を実際に教えてくれます。
また、親も先生が教えている様子を確認でき、「こういう感じで教えてくれるんだ」「これなら子供も勉強できそうかも」のようなチェックができます。
多くの家庭教師センターは「まず体験を受けて、家庭教師が合うかどうか確認してほしい」と考えています。
子供も最初は乗り気でなくても、いざ体験してみると「これなら頑張れるかも・・」と感じることがよくあります(笑)そのため、まずは実際に体験を受けてみてください。
家庭教師センターの公式サイトには、体験授業の申込みフォームがあるはず。ここに連絡先・住所・子供の学力・学習状況などを入力すると、スタッフが連絡してくれます。電話で体験する日時を相談して、当日になるとスタッフが自宅へ来てくれます。
また、体験を受けたからといって、料金がかかったり、強引に勧誘されたりすることはまずありません。以前は悪質な業者もありましたが、最近はネットで悪いウワサはすぐに広がるため、ほとんどの家庭教師センターは良心的です。
2. 体験授業を受けて、サービスの説明を聞く
体験授業を受けると、そのあとにスタッフからサービスの説明があります。指導の内容や料金、センター側のフォロー体制など、詳しく教えてくれるはずです。気になる点があれば質問しておきましょう。
入会(契約)を考える場合、親と子供で一緒に話し合って決めるのがおすすめです。
親としては「体験授業で子供もやる気になっているし、今すぐ始めたい!早く子供の勉強をスタートさせて、遅れを取り戻さないと!」と考えることがあります。
ただ、子供の気持ちを無視して家庭教師をスタートしても、あまり学力は伸びません・・。子供が「頑張ろう」という気持ちになることが大切なので、できれば2~3つの家庭教師センターを体験して、「ここなら良さそう」と思えるところを探すと良いです。
家庭教師センターや講師として来てくれる先生には、自分の子供を任せることになります。「大手だからいいだろう」「まあここでいいか」と軽く考えず、納得のいく会社を選びましょう。
3. 家庭教師センターに入会(契約)して、講師の紹介を待つ
十分に比較や相談をしたら、家庭教師センターへ入会します。契約をした時点で、入会となります。入会後はすぐに授業がスタートするわけではなく、「講師の紹介」を待つことになります。
家庭教師センターには大学生や社会人など、さまざまな人が講師として登録しています。家庭教師センターのスタッフは在籍している先生から、ベストな講師を選んで紹介してくれます。
家庭教師センターには「優しくていねいに教えてくれる先生がいい」「子供が男の子だから、男性の先生がいい」「平日の夜に指導してほしい」のように、先生の希望を伝えることができます。
家庭教師センターはこうした希望を踏まえながら、「この生徒さんには、この先生が合いそうだ」という感じで講師を選んでくれます。
ただし先生によって指導に向かえる曜日や時間帯は違うため、「講師と子供との相性」だけでなく、「スケジュールが合うかどうか」も考慮して先生を選んでくれます。
入会してから先生の紹介までは、だいたい2週間ほどが目安。ただ、住んでいる場所によって多少の前後はあります。
都市部は大学も多く、家庭教師の先生もたくさんいます。そのため自宅が都市部の場合、1週間ほどで先生が決まることもあります。
ですが自宅が郊外の場合、先生の紹介が2週間より遅れてしまうこともあります。この場合、家庭教師センター側から連絡があるはずです。
「うちは田舎だから、教えにきてくれる先生がいるか心配・・」という場合、家庭教師センターに前もって相談しておくと良いです。「良い先生、見つかりそうですか?」と聞いておけばOKです。
ちなみに自宅が最寄り駅から遠い場合、家庭教師センターに「先生を車で送迎しても大丈夫」と伝えると、紹介してもらえる可能性が高くなります。車を持っていない先生でも指導に向かいやすくなるためです。
4. 初回の指導日を決めて、授業スタート!
講師が決まると、家庭教師センターから連絡があります。
「先生が決まったのでご連絡しました。
先生は初回のご指導日として、1月20日・23日・27日の18時以降ならご都合が良いそうです。ご予定いかがですか?」
上のように提案してくれるため、初回の指導日を決めて当日になると指導がスタートします!
最初は子供が緊張するかもしれませんが、先生がリードしながら授業を進めてくれます。先生からは最初に挨拶があり、子供の学力チェックや「こうした方向で進めていきます」という提案があるはずです。
また、初回の授業後は、講師と家庭で指導スケジュールを相談します。初回授業後は家庭教師センターにいちいち連絡する必要はなく、親と先生が電話などで直接に連絡をとりあいます。ちなみに先生は家庭教師センターから、子供の連絡先を聞かないように十分注意されています。
初回の授業後は、定期的に先生が自宅に来て指導を進めてくれます。
5. 初回の授業後に、家庭教師センターから確認の連絡がくる
初回の授業を終えると、数日以内に家庭教師センターから「先生のご指導はどうでしたか?」のような連絡がきます。
初回授業に満足できたなら、「大丈夫でした。これからもお願いします」のように伝えて終了です。
初回の授業で先生がイマイチなら、正直に伝えましょう。もしどうしても合わなさそうな場合、あらためて先生の選び直しが行われます。
ほとんどの家庭教師センターは、先生を変更しても追加料金はかかりません。
ただ、むやみに先生を変えるのはおすすめしません。先生によって教え方は違い、変わるたびに子供も緊張してしまいます。また、あらためて家庭教師センターが先生を紹介してくれるまで、また2週間ほどかかります。
こうなると子供の学力はいつまでも伸びないので、入会の前に先生の希望を伝えて、子供にマッチする先生を紹介してもらいましょう。
流れを理解して家庭教師センターを検討しよう
家庭教師センターは、上のような流れで利用します。家庭教師は上手く活用すればとても良いサービスなので、子供が勉強でつまずいているときは考えてみるのもオススメです。
なお、家庭教師を探すのに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。イトクロという教育系の大手企業が運営していて、人気の家庭教師会社をまとめて検索。1社ずつ問い合わせる手間を省けます。
家庭教師を頼むなら、なるべく信頼できる会社にお願いしたいもの。家庭教師比較ネットなら複数の家庭教師会社にすぐ相談でき、スタッフの様子・対応などから、ベストな会社を選べます。
家庭教師比較ネットは無料で利用でき、「ぴったり家庭教師診断」で学年やカンタンな質問に答えるだけで、地域で人気の家庭教師会社を提案してもらえます。ぜひ使ってみてくださいね。