お子さんが不登校になると、いろんなことが心配なもの。家にずっといて勉強をしないと、「この子はこのままで大丈夫かな・・」と不安になることもあると思います。
ただ、こんなときでもお子さんと一緒に、少しずつ前へ進むことはできます。ここでは「高校生のお子さんが不登校で勉強しないとき、どうするべきか」を解説します。
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本人に任せると、いつまでも勉強しない・・。親から少しずつ働きかけるべき
まず、勉強を不登校のお子さん任せにすると、あまり進まないことがほとんど。勉強は多くの子供にとって大変なものであり、進んでできる子は少ないです。つまり「勉強してね」と少し声をかけるくらいでは、勉強するようにはなってくれません。
もしかしたら「勉強を頑張ったら、何か買ってあげる」と提案すれば頑張るようになるかもしれませんが、一時的なもので終わりがちです。
こうしたことから、不登校のお子さんを勉強に向かわせるには、親御さんから勉強方法を提案する必要があります。
塾や通信教育は本人が気乗りしない可能性が高く、不向き
勉強に関する商品やサービスで一般的なのが、塾や通信教育。塾では先生が教えてくれますし、通信教育は質の高い教材で学べるため、学力アップに役立ちます。
ただ、これらの大きなデメリットとして、「自分の意志が必要」ということが挙げられます。
塾は教室まで通う必要があり、授業をきちんと聞かないと効果が出ません。ただ、学校と似た形で授業が行われる集団塾は、右から左へ聞き流してしまう可能性があります。授業をただ聞くだけでは効果が薄く、子供が積極的に頑張る必要があります。
個別指導塾なら先生が細かく見てくれるものの、ずっと付いていてくれるわけではありません。こちらもある程度の意思が必要なため、モチベーションの低いお子さんには少し不向きです。
また、通信教育は「勉強しよう」という高いモチベーションがないと、なかなか継続できません。質は良いですが勉強習慣のないお子さんには不向きです。
おすすめは家庭教師!不登校の子供にとってのメリット3つ
以上のことから、不登校のお子さんにおすすめなのは、やはり「家庭教師」。家庭教師は先生が家に来てくれるため、お子さんにやる気がなくても授業が始まります。家庭教師には大きく3つのメリットがあるため、それぞれ見ていきましょう。
【不登校のお子さんにとっての家庭教師、ここがメリット】
- 不登校生の指導が得意な先生がいる。
- 勉強への意欲・モチベーションを上げてくれる。
- 第3者の先生が来てくれることで、空気が変わる。
1. 不登校生の指導が得意な先生がいる
家庭教師の先生はさまざま。受験に向けてガンガン指導してくれる人もいれば、気さくに教えてくれる先生、不登校生の指導に慣れている先生もいます。
不登校生の指導が得意な先生は、主に「コミュニケーション」を重視しています。勉強はもちろん大切ですが、まずは講師と生徒の関係が良好でないと授業がスムーズに進みません。そのため先生は意識的にお子さんの趣味を聞いたり、雑談を積極的にしてくれたりします。
「この先生は面白いしわかりやすい」という感覚になれば、お子さんは少しずつ勉強へ向かうようになります。
2. 勉強への意欲・モチベーションを上げてくれる
先生は勉強へのモチベーションも上げてくれます。
子供の勉強嫌いは、「わからない」「難しい・・」という感覚が原因になっていることが多いです。つまり逆にいえば、簡単な問題でも「わかる」「意外とカンタンだ・・」という感覚をつかむと、「もう少し勉強しようかな」という気持ちになりやすくなります。
そのため先生は、まずはやさしい問題から解説してくれます。そして階段を1段ずつ上がるように、少しずつレベルを上げてくれます。
不登校の生徒さんはこれまでの学習で抜けがあることも多いため、先生はより気をつけて様子を見ながら指導してくれます。
先生が毎週来ることで、小さな前進が必ずあるはず。人によっては少し時間がかかるかもしれませんが、家庭教師なら「気づいたら勉強に対して前向きになっていた」ということもよくあります。
3. 第3者の先生が来てくれることで、空気が変わる
家庭教師は、意外なメリットもあります。それは「家庭の空気を変えてくれる」ということ。
家庭の雰囲気を、急に変えるのは難しいもの。お子さんが学校に行かないのは、もしかしたら周りの環境が根本原因の可能性もあります。
ここに家庭教師の先生が来ると、良い意味で家庭内の空気が変わるようになります。もちろん数回来るだけではあまり変わらないかもしれませんが、先生が中長期的に毎週来てくれることで、お子さんは先生からプラスの影響を受けるはず。
「先生が来てくれる → 子供が少しずつ変わる → ご両親の接し方も、良い意味で変わる」という変化が生まれることで、家庭教師は思った以上の結果になることもあります。
こうした変化を、最初は不安に感じることもあるかもしれません。ただ、家庭教師はいきなり申し込むのではなく最初に体験ができるため、まずは気になることを相談してみると良いでしょう。
オンラインよりも自宅に直接来てもらうほうが効果的
新型コロナウイルスの影響で、家庭教師はオンラインでの指導も広まっています。
オンラインでの指導は先生が自宅に来ないため、安心感はあります。ただ、お子さんが不登校の場合、先生に来てもらうのが大きなポイント。先生が来ることでの強制力やダイレクトな指導は効果が高いため、できればオンラインより自宅での直接指導がおすすめです。
お子さんと先生がお互いにマスクを着用して部屋を換気し、近づきすぎに気をつけて授業をすれば、それほど大きなリスクにはならないはず。もちろん体調に不安があるときは控えるべきですが、できれば自宅での授業がおすすめです。
子供が不登校で勉強しない場合、まずは家庭教師の体験を受けてみよう
お子さんが高校生で不登校の場合、まずは家庭教師の体験授業を受けてみるのがおすすめです。体験授業では実際に授業がどんなふうに進められるのか、お子さんに合うかどうかをチェックできます。
なお、家庭教師を探すのに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。イトクロという教育系の大手企業が運営していて、人気の家庭教師会社をまとめて検索。1社ずつ問い合わせる手間を省けます。
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