子供がうつで不登校になってしまった場合、カウンセリングを頼ることも多いもの。ただ、家庭教師が効果的なこともよくあります。家庭教師センターによっては「不登校コース」を設けていて、子供をしっかりとサポートしてくれます。
ここでは「なぜ家庭教師がうつの子供に向いているのか」「家庭教師の不登校コース」について解説します。
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子供のうつ病は、親やカウンセリングでは改善できないこともある
子供がうつになっているときは、親が声かけをしたり、カウンセリングを利用したりするのが一般的。ただ、こうした対策をしても、なかなか状況が改善しないことはあります。
子供のうつや不登校は子供と学校の関係だけでなく、家族との関係が根本原因になっていることがあります。うつの原因が親の場合、お父さんやお母さんが子供に何を言っても受け入れられにくく、状況が変わりません。
また、カウンセリングはうつの改善に効果的な場合もあります。ただ、子供の生活習慣を正したり悩みを吐き出させたりするだけでは表面的な対処に終わり、けっきょく状況が変わらないこともあります。
こんなとき、家庭教師が突破口の役割を果たすことがあります。
家庭教師は「第三者」としての役割もある。うつの子供に適している3つの理由
家庭教師の先生は勉強を教えてくれるだけでなく、「第三者」としての役割をもっています。学校や家庭とまったく関係がない人だからこそ、できることがあるのです。
家庭教師が子供のうつに効果的な理由は、次の3つの理由からです。
【家庭教師がうつの子供に向いている、3つの理由】
- 家庭に新しい空気を入れてくれる。
- 子供と親の関係を取り持ってくれる。
- 子供の気持ちを前向きにさせてくれる。
家庭に新しい空気を入れてくれる
家庭教師の先生は、家庭に新しい空気を持ち込んでくれます。
子供がうつになっていると、親も落ち込んでしまいやすいです。すると家の中の雰囲気が悪くなってしまい、子供のうつはさらに悪化してしまいます。より状況が深刻化すると、家庭全体で何だかネガティブな空気が感じられるようになることもあります・・。
家庭教師として明るく優しい先生に来てもらえば、家の中がいつもと違う空気になるはず。先生に毎週来てもらうことで少しずつ家庭内の雰囲気に変化が生じ、子供の気持ちも変わる可能性があります。
子供と親の関係を取り持ってくれる
家庭教師の先生は、子供と親の関係を円滑にする役割もあります。
子供は不登校になると、1人で悩みを抱えることがよくあります。親が心配してもそれをうっとうしく感じて、逆に反発してしまいます。
こうしたときに家庭教師の先生がいると、子供と親の関係を取り持つ仲介役になってくれます。「たかし君、今日はいろいろ話してくれましたよ」のように報告してもらうことで、子供だけでなく親も安心することができます。
こうした親の「良かった。頑張ってるね」という子供への信頼は、子供に伝わります。すると子供も「守られている、誰かに頼ってもいいんだ」という安心感がわき、うつの改善につながりやすくなります。
子供の気持ちを前向きにさせてくれる
家庭教師の先生は講師本来の役割として、子供のモチベーションを上げたり、勉強をきちんと教えてくれたりします。
- 「できるね、すごいじゃん」
- 「いい感じだよ」
- 「たまには休憩も大事だからね」
こんなふうに子供を理解しながら上手く気持ちを上げることで、子供を前向きにさせてくれます。
家庭教師をスタートしてしばらくは、まだ先生の影響が少ないため状況は変わらないかもしれません。ただ、毎週来てもらうことで先生の影響は大きくなり、プラスの気持ちになりやすくなります。
家庭教師センターによっては、「不登校コース」がある会社も
このように家庭教師は不登校の子供に前を向かせる効果があるため、考えてみるのもおすすめです。
先生を紹介してくれる会社を「家庭教師センター」と呼びます。家庭教師センターによっては「不登校コース」という専門のコースを設けているため、利用を考えてみてください。
不登校コースも「先生が家に来て、勉強を教えてくれる」という点では通常コースと同じです。ただ、主に次の3点が、通常コースと異なります。
【不登校コースはここが違う】
- まずは勉強より、「子供とのコミュニケーション」を重視してくれる。
- 不登校の子供にきちんと対応できる先生が来てくれる。
- 不登校の進学について、情報の提供やアドバイスをしてくれる。
まずは勉強より、「子供とのコミュニケーション」を重視してくれる
家庭教師の先生は、勉強を教えるのが主な仕事。ただ、不登校コースの場合、子供の様子に合わせて授業を進めてくれます。つまり「最初はあまり無理に勉強させず、子供の話を引き出して聞く」ということを重視してくれます。
特にうつの子供はネガティブな考えになっていることがあるため、先生がすぐに勉強を教えても聞いてもらえません。むしろ気持ちを逆なでしてしまう可能性があるため、最初は「子供とのコミュニケーション」が中心になります。
子供が気持ちを開けば、先生の話を聞くようになります。そして、気持ちも変わるようになります。
不登校の子供にきちんと対応できる先生が来てくれる
家庭教師の先生は大学生から社会人まで、さまざまな人がいます。ただ、「勉強を教えることはできても、実はコミュニケーションが苦手」という人はけっこういます。
不登校の子供を元気づけたりやる気にさせたりするのは、技術が必要。そのため家庭教師センターは経験の浅い先生を紹介せず、子供への対応力がある人を紹介してくれます。
不登校の進学について、情報の提供やアドバイスをしてくれる
不登校の期間が長く続くと、子供も親も今後の進路が不安になります。「きちんと進学できるのか?」「学校の勉強に追いつけなくなるのでは?」など、気になることがたくさんあると思います。
こうした情報も、家庭教師センターが提供してくれます。また、不登校コースのある家庭教師センターは電話やメールでいつでも相談できるところが多いため、何か疑問があればすぐ連絡できます。
こうした体制が整っているのは、とてもありがたいもの。先生に来てもらいながら、家庭教師センターとも連絡を取りましょう。子供・親・先生・家庭教師センターが連携することで、より状況の改善が早くなるはずです。
家庭教師で気持ちが変わると、自然と生活も改善しやすい!
家庭教師の先生にしばらく教えてもらうと、これまでの生活に変化が生じます。不登校は子供と親、学校のバランス関係から生じていることが多く、家庭教師が入ることで解消されることがよくあります。家庭教師センターが不登校コースを作っているのは、こうした効果があることを知っているためです。
各家庭教師センターは、体験授業を無料で行っています。興味がわいたら、1度体験を受けてみるのはおすすめです。
なお、家庭教師を探すのに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。イトクロという教育系の大手企業が運営していて、人気の家庭教師会社をまとめて検索。1社ずつ問い合わせる手間を省けます。
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