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学習塾で子どもの成績が上がらない・・。原因と4つの解決策(小・中学生向け)

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「子どもが学習塾へ通っているのに成績が上がらない・・」

こんなときは、本当に今の塾に通い続けて大丈夫かを確認することが大切。場合によっては別の塾や家庭教師を考える必要もあるため、お子さんと一緒に相談しましょう。

ここでは「塾へ行っているのに成績が伸びない原因と、その対策」を解説します。

学習塾へ行っているのに成績が上がらない原因

学習塾は「集団塾」と「個別指導塾」に分かれます。どちらを利用しているかで、成績が上がらない原因は違います。

「集団塾」で成績が上がらない場合

  • 授業を「聞くだけ」になっていて、緊張感がない。
  • わからないまま、質問できないまま、授業が進んでしまっている。
  • 授業の復習(できれば予習も)をしていない。

集団形式の塾は経験豊富な先生が教えてくれることが多く、授業の質は高いです。ただ、生徒さんの人数が多いため、ぼんやりしていても大丈夫なのがデメリット。勉強が苦手、嫌いなお子さんだと、内容が頭に入りにくいです。

また、集団塾は積極的に質問できるお子さんに向きやすく、質問できないとそのまま授業が進んでしまいます。もちろん塾のスタッフが「大丈夫?」と声をかけてくれることもありますが、多くの生徒さんがいるため常に目をかけてもらうことはできません。

集団塾は近所の友だちが通っていることも多く、つい「あの子が通っているから、自分も行こう」となりやすいです。ただ、「テストで平均点が取れない・・」「とにかく勉強が苦手」というお子さんには、不向きな面があります。

「個別指導塾(個別塾)」で成績が上がらない場合

  • 先生が子どもに合っていない。
  • 日によって先生が変わり、授業に馴染めない。
  • 大学生の先生で、子どものやる気を上げることができない。

1人の先生が2〜3人の生徒さんを担当する個別指導塾は、集団塾よりじっくりと教えてもらえます。効果が出やすい学習スタイルですが、それでも成績が伸びないお子さんはいます。

その原因はお子さん自身だけでなく、「個別指導塾の体制」にあることがけっこうあります。

個別塾で教えてくれる先生は、アルバイトの大学生が中心。しっかり教えてくれる先生も多いですが、「時給が高いから、塾でバイトしよう」「給料がもらえればいいや」という、いわゆる「バイト感覚」の先生も残念ながらいます・・。

勉強を教えるのは知識だけでなくコミュニケーション力・対応力も必要で、大学生の先生だと経験不足な場合があります。

また、個別指導塾は先生の空きスケジュールでシフトが組まれるため、「日によって教えてくれる先生が違う」ということもあります。これだと一定の質が保たれず、抜けも生じやすくなってしまいます。

もちろんすぐに「個別塾の体制が良くない」と決めつけるのは良くありませんが、半年や1年通っても学力が伸びなかったり、塾の先生に疑問を感じる場合、見直すほうが良いです。

子どもはそれぞれ、合う勉強方法が違う。向き不向きの確認を

  • 学校と同じ形式が勉強しやすい。積極的でやる気がある → 集団塾
  • 先生にじっくり教えてほしい。勉強が苦手・心配 →個別指導塾
  • 個別指導塾で伸びない。1対1で集中的に教えてほしい → 家庭教師
  • やる気があり、自分で計画を立てて勉強を進められる →通信教育

学習サービスは大きく4種類あり、上のように向き不向きがあります。今の状況をチェックして、どの方法が向きやすそうか、あらためて考えてみてください。意外とお子さんに不向きなサービスを利用していることもあるはずです。

塾で成績が上がらないときの対策・解決方法4パターン(半年〜1年での見直しが目安)

集団塾、個別指導塾で成績が上がらない場合、ここから紹介する方法で利用する塾・サービスを見直してみてください。

上でも少し触れましたが、目安としては「6ヶ月〜1年」。これくらい通い、同じ先生に教えてもらっても成績がなかなか上がらないなら、勉強のスタイルをもう1度考えるべき。お子さんとも相談しながら決めてほしいと思います。

お子さんに「塾の勉強は大丈夫?」「復習した?」のように声をかける(言いすぎはNG)

親御さんがまずできることとして、「お子さんへの声かけ」があります。

「塾に通わせているけれど、あとは放っておいている」という場合、塾での勉強を気にかけてあげると良いです。

  • 「塾の勉強、ついていけてる?」
  • 「復習は大丈夫?」
  • 「今度、塾でもテストあるよね?」

上のようにときどき声をかけることで、お子さんも「やば、勉強しないと」という気になりやすくなります。あまり頻繁に言うとお子さんも「うざいな〜」と思ってしまいますが、たまに言うくらいならほど良い緊張感を保ってくれます。

塾はお子さんのモチベーションを上げるのも仕事ですが、やはりご家庭が協力的なほうが成績は上がりやすいです。まずはできることから、始めてみてください。

ただ、お子さんの勉強を心配するあまり、言いすぎたり怒ったりしてしまうのは逆効果。お子さんが「もうどうでもいいや」と投げやりになり、やる気を下げることになってしまいます。様子を見ながら声をかけて、頑張っていたら褒めることも大切です。

塾に相談して、先生・クラスを変えてもらう

学力が伸びないのは、先生や授業レベルがお子さんに合っていないことも多いです。塾のスタッフに、先生やクラスを変更できないか相談してみましょう。また、このとき塾へ「成績が伸びないので相談したい」と伝えるのもおすすめです。

塾も「なるべく通っている生徒さんの力になりたい」と考えていることが多いため、できることはしてくれるはず。新しい先生やクラスで、心機一転頑張ってみてください。ただ、もし塾があまり親身に対応してくれなければ、ほかの塾などを考えるほうが良いでしょう。

集団塾から個別指導塾へ切り替える、または別の塾へ切り替える

いま集団塾へ通っているなら個別指導塾、個別指導塾に通っているなら別の個別塾へ切り替えるのもひとつの方法。

塾によって、在籍している先生や指導体制はさまざま。そのため別の塾に変わることで、成績が伸び始めることもあります。

塾は無料で相談や体験ができるため、まずは話を聞きに行ってみると良いです。「ここならうちの子に合いそうだし、親身に教えてくれそう」というところを選びましょう。

1対1で教えてもらえる家庭教師に切り替える

塾ではなく、家庭教師に切り替えるのも有効。家庭教師だと1対1指導のため、個別指導よりもさらに集中して勉強できます。

「個別指導でも伸びなかったけど、家庭教師の先生が相性良くて勉強するようになった」という例はよくあります。特に勉強が苦手なお子さんほど家庭教師は向きやすいため、考えてみるのもおすすめです。

家庭教師も各会社が無料で説明や体験授業をしてくれるため、まずは相談してみましょう。公式サイトから問い合わせると、スタッフが都合の良い日に自宅へ来てくれます。

「必ず成績が上がる塾」はないけれど、ムダではない。合わない場合はあらためて見直しを

集団塾・個別指導塾は学力を伸ばすのに効果的ですが、利用するお子さん全員の成績が上がるわけではありません。やはりお子さんにも塾にも相性があり、合わない場合は見直すべき。

目安として半年〜1年ほど通っても成果が見られないなら、先生やクラスの変更・ほかの塾や家庭教師の検討をしてみてください。

ただ、「何とか頑張りたい」という気持ちがあれば塾はけしてムダでなく、少しずつでも学力は伸びるはず。お子さんのペースで、頑張ってほしいと思います。

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