- 「子供がぜんぜん勉強しない」
- 「子供がいつもゲームばかりしている・・」
子供がこんな様子になることは、ときどきあるもの。親としてはつい叱ってしまいがちですが、それだけでは子供がなかなか勉強するようになりません。
ただ、「勝手にしなさい」とそのままにしても、イライラはつのるばかり。子供と話をして、どうしたら勉強するかを一緒に考える必要があります。
ここでは「子供が勉強しないときに、どうするべきか?」を解説します。
なお、子供が勉強しないときには、家庭教師を考えることもあるもの。そんなときは、「家庭教師比較ネット」というサービスが便利です。学年とお住まいの都道府県を入力するだけで、地域で人気の家庭教師会社をすぐに検索できます。資料請求の申込みもカンタンにでき、1社ずつ問い合わせる手間がなくなるので、ぜひ使ってみてください。
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まずは子供が勉強しない理由・原因を探ろう
「子供が最近、勉強しないな・・」と感じたら、まずはその理由や原因を考えましょう。何が勉強の妨げになっているのかがわかれば、解決策を考えやすくなります。
多くの子供が勉強しない理由は、主に次の5つ。どれに当てはまりそうかを考えてみてください。
- 単純に、勉強が苦手・嫌いだから。
- ゲームやスマホなどが楽しいから。
- 学校の部活で忙しいから。
- 学校の先生が嫌いだから。
- 学校自体がイヤになっているから。
原因がわかったら、それに向けた対策もとることができます。それぞれについて見ていきましょう。
単純に、勉強が苦手・嫌いだから
子供が勉強を苦手に感じているなら、塾や家庭教師を考えましょう。わかりやすく教えてもらえればテストの点数が上がり、勉強へのモチベーションがわきやすいです。中学や高校の先生は残念ながら「ただ説明するだけ」という人もいるため、塾や家庭教師のほうが理解しやすいです。
ちなみに通信教育も学力アップに役立ちますが、勉強しない子供にはおすすめしません。通信教育は良い教材ですが、「自分で勉強を進める力」が必要。勉強する習慣がない子供は、教材を解かずに放っておいてしまう可能性が高いです。
ゲームやスマホなどが楽しいから
子供はゲームやスマホに熱中することが多く、勉強しない原因になることがあります。
この場合、ゲームやスマホを禁止にしても、子供のテンションが下がるだけです。「数学のテストが70点以上なら、新しいゲームを買ってあげてもいいよ」のように、ゲームやスマホをネタにして、子供のやる気を引き出しましょう。また、そのときのハードルは高く設定せず、「頑張れば手が届くレベル」にすると良いです。
学校の部活で忙しいから
学校の部活が忙しいと、子供が勉強しにくくなります。学校から帰ってきても疲れていて、休みには試合があるため、どうしても勉強が後回しになりがち。
ただ、部活があるといっても、どこかに時間の余裕はあるはず。成績が悪いのをそのままにするのは良くないため、空いている曜日・時間帯を子供と相談して、塾や家庭教師を考えましょう。どちらが良いかは、下で説明します。
学校の先生が嫌いだから
人は誰しも、相性があります。勉強を教えてくれる学校の先生が嫌いだと、子供の成績は伸びにくくなってしまいます。学校の先生は残念ながら変えられないため、塾や家庭教師で別の先生に教えてもらいましょう。
学校自体がイヤになっているから
子供によっては学校のクラスや部活での人間関係などが原因で、学校自体をつまらなく感じていることがあります。学校が嫌いになると勉強もイヤになったり積極的にしなくなったりするため、成績が落ちる原因になります。
この場合、別の居場所を見つけるのが効果的。ただ、転校やフリースクールを考えるのはハードルが高いため、塾で別の人間関係を作ると良いです。塾の授業は週に1〜2回くらいのペースなので、ほど良い人間関係を保ちやすいです。
怒るのは子供が反発するので逆効果!一緒に話をするべき
上のように子供が勉強しない理由と対策がわかったら、子供と一緒に話をしましょう。「最近テストの点数が良くないけど、大丈夫?塾や家庭教師をやってみる?」のように、あくまでも「子供の状況を理解しつつ、一緒に相談する」というスタンスで接すると良いです。
多くの人がやってしまいがちなのは、「テスト、いつも悪いじゃん!いい加減にしなさい!」と怒ってしまうこと。
ただ、怒っても子供が反省するのはその場だけ。場合によっては余計な反発を招き、より勉強しなくなることもあります。
イライラやストレスも、子供と対話できていないのが原因
子供のテストや成績が悪いと、親としてイライラしてしまうことはあるもの。ただ、これも子供と対話できていないことが主な原因です。
子供は「ちゃんと自分を見てくれていない」と感じると、親に反発するような行動をしやすくなります。繰り返しになりますが、子供をできるだけ理解しようと努めて、きちんと対話することが大切。そうすれば子供も、「今の成績は確かに悪いから、家庭教師で頑張りたい」のように気持ちを入れ替えてくれるはずです。
子供が勉強しない場合、塾と家庭教師どちらがいい?
上で子供が勉強しない原因ごとの解決策を紹介しましたが、場合によっては塾と家庭教師で迷うことがあります。
どちらも成績アップには役立ちますが、塾にも家庭教師にも特徴があります。子供に合わせて使い分けることが大切です。
塾(集団授業)は友達を作れるのがメリット。ただし行かせても勉強しないことがある
集団授業の塾は周りに同学年の生徒がたくさんいるため、学校とは違う友達を作れるのがメリットです。子供が学校を嫌いになっている場合、塾は別の居場所を作るのに役立ちます。また、部活で忙しい子供は集団で過ごすのに慣れているため、一定のペースで勉強できる塾は向きやすいです。
ただ、こうした場合以外の子供は、塾だとあまり効果が出ないこともあります。集団授業の塾は「授業を聞くだけ」「塾には行くけど、友達と話すだけ」になってしまうこともあり、特に勉強習慣があまりない子供には不向きです。
塾によっては面倒見が良く、スタッフや講師が子供に声をかけてくれることもあります。ただ、「塾に来てもらう(成績を伸ばすのはそのあと)」ということを目的にしていることも多く、やはり思うように学力が伸びにくいことも多いです。
個別指導塾や家庭教師は先生との距離が近く、前向きに勉強しやすい
勉強しない子供に向きやすいのは、個別指導塾や家庭教師です。個別指導塾は子供2〜3人に対して先生1人、家庭教師は1対1なので、集中的に勉強を教えてもらえます。
スポーツジムなどにも言えますが、マンツーマンで教えてもらうとやはり効果は高いです。先生との距離が近いほど学習効果は高いため、学校嫌いな子供や部活で忙しい場合以外は、個別指導塾や家庭教師がおすすめです。
最近は家庭教師でも個別指導塾とあまり料金が変わらず、月1.5〜2万円ほどです。そのため基本は家庭教師のほうが良いですが、「どうしても塾の友達ができる環境も捨てがたい」という場合は、個別指導塾も考えてみてください。
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時間は過ぎていくため、早めに子供と相談を
子供が勉強しない間も、時間は過ぎてしまいます。まずは怒らず、子供と相談して原因と解決方法を探るのが第一。その上で塾や家庭教師など、子供に合う形の勉強を始めましょう。家族で話せば、きっと子供の「何とかしないとな」と思ってくれるはずです。