勉強の好き嫌いは、人それぞれ。「うちの子、本当に勉強ができない・・」というお子さんもいると思います。
世の中は勉強が全てではありませんが、やはり平均くらいの学力がないと、親御さんとしては心配なもの。
「どうにかして、普通くらいには勉強をできるようになってほしい・・」というときに、何をするべきか解説します。
1番効果的なのは家庭教師。1対1で、きめ細かく見てもらえる
テストの成績や学力が伸びないときは、塾や家庭教師を利用すると思います。
どちらもお子さんの勉強をサポートしてくれますが、より効果が高いのは家庭教師。やはり1対1指導のため、多くのお子さんに向いています。まだ利用していなければ、家庭教師をお願いするところから始めると良いです。
家庭教師といえば「家庭教師のトライ」ですが、費用は小学生・中学生で月2〜3万円ほど。良いサービスですが月謝は高めのため、家計の圧迫が気になるところです。
上の3社は準大手の規模で、人気の会社。小学生・中学生なら月1.5万円ほどから利用でき、特にあすなろやガンバは勉強が苦手なお子さんを中心に指導しているため、相談してみるのもおすすめです。
ちなみにガンバは代表の方にもお話を聞いて、とても親身になってくれる会社だと思ったため、良かったら体験してみてください。
(参考)家庭教師のガンバは、口コミや紹介で評判!代表の方に、実際どうなのか聞いてみた
家庭教師でも、伸びないお子さんはいる。まったく勉強ができない場合の対策
家庭教師を始めて3ヶ月や半年ほど経つと、お子さんが授業にも慣れて、成績や学力の伸びが見られるようになります。
ただ、家庭教師をしばらく続けても、伸び悩むお子さんはいます。
この場合、どうするべきかは正直とても難しいです。ただ、できる対策として、次の3つが挙げられます。
家庭教師で、違うタイプの先生に変更してもらう
家庭教師の会社は、お子さんと相性が良いと思われる先生を紹介してくれます。それでも成績が伸びない場合、別タイプの先生に変更してもらい、あらためて様子を見ましょう。
【先生の主なタイプ】
- 優しくていねいに教えてくれる先生
- 元気で明るく、楽しい先生
- ゲーム・スポーツ・プログラミング・アニメなど、お子さんと趣味が合う先生
- コミュニケーションが得意で、会話を通してやる気を引き出してくれる先生
- 社会人で、子どもの対応に慣れている先生
- 受験対策まで十分にできる、プロの先生
たとえば落ち着いた雰囲気の先生に教えてもらっていたなら、新しい先生は元気で話し上手な先生など、まったくタイプが違う人を紹介してもらうと良いです。もちろん確実に状況が改善するかは分からない部分があるものの、お子さんが今とは違う形で勉強に取り組めるはずです。
何が原因なのか親子で話し合う、家庭教師の先生に対話を通して探ってもらう
家庭教師を利用しても、先生を変えても、成績が伸びないお子さんもいます。
この場合、勉強がそこまで嫌いな理由は何なのか、本人と話し合ってみてください。
- 「勉強する意味がわからない」
- 「勉強が何の役に立つのかわからない」
- 「勉強するのが格好悪く思える」
- 「周りの友達が、遊んでばかりいる」
- 「勉強しなくても、将来なんとかなりそう」
- 「お父さん・お母さんも、勉強できないじゃん」
上のように、「なぜ勉強が嫌いなの?」という心の奥底を探ることで、解決の糸口が見えることもあります。
たとえば勉強する意味や勉強しないとどうなるかの危険性を親御さんや家庭教師の先生から伝えたり、「お父さんお母さんは確かに勉強しなかったけど、やっぱり頑張っておけば良かったと思ってる」のように伝えたりするなど、対話を通してお子さんの気持ちが勉強に向かうこともあります。
1度、勉強から離れてみる
家庭教師を利用しても、お子さんとじっくり話し合っても、状況が変わらないこともあります。
お子さん本人の気持ちが勉強にまったく向いていないと、「本人自身の問題」というのが正直なところです。
さまざまな手を尽くしても学力が伸びないなら、1度、お子さんに勉強のことをあれこれ言わないようにするのも良いかもしれません。
しばらく自由にさせて本人が不安になったら、あらためて塾や家庭教師を考えてみるのもひとつの方法。不安にならなかったとしても、学年が上がることで勉強への気持ちが変わることもあります。
本当に勉強が嫌いなお子さんの状況を改善するのは、かなり難しい。とにかくできることをして、じっくり様子を見るべき
子どもの学力や勉強への意欲は、人それぞれ。本当に勉強が苦手なお子さんは状況を変えるのが難しいですが、可能性はゼロではないはず。何が当たるかは試してみないとわからないため、ここで紹介したことも参考に、とにかくできることをしてみてほしいと思います。
家庭教師を試してみる、先生を変えてみる、話し合う、など、あれこれとしているうちに、いつの間にかお子さんの気持ちも変わるかもしれません。