お子さんが英語や数学が苦手という場合、「そもそも勉強の習慣がない」ということも多いです。
あまり勉強しないと、学力が伸びないのは当然。ですが勉強はいざ頑張ろうと思っても、なかなか続けられないことはよくあります。
ただ、勉強の習慣づけは、意識すれば誰でもできます。いきなり何時間も勉強しようとするより、まずは習慣にすることを重視してアクションを起こすほうが良いこともあります。
そこでここでは、「お子さんの勉強習慣をつける方法」を解説します。
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子どもが勉強の習慣をつける、7つの方法・コツ
お子さんの勉強習慣を作る方法は、次の7つ。できそうなことから、お子さんに「こうやってみたら?」のように伝えてみると良いです。
- 「1日10分」など、短い時間から勉強を始める。
- 「ごはん前の30分は勉強」のように、勉強する時間を決めておく。
- カレンダーを用意して、勉強した日はシールを貼る。
- 壁やトイレなどの目につく場所へ、単語や覚えることを貼っておく。
- 「ご褒美」を考える。「ゲームは宿題が終わったらOK」「テストで80点取ったら、新しいゲーム購入」など。
- テストで良いところを褒めてあげる。
- 塾や家庭教師で、強制的に勉強する機会を作る。
「1日10分」など、短い時間から勉強を始める
「よし!今日から本気出す!」のように意気込んで勉強を始めても、数日で挫折することはよくあるもの。人は今までの生活を大きく変えることにストレスを感じるため、いきなり勉強時間を増やすのは大変。よほど高いモチベーションがないと失敗してしまいます。
そこでまずは、1日10分でも良いので勉強すると良いです。「単語を3つ覚える」のように少ない勉強量を決めるのも良く、「これくらいならやろうかな」という気になります。
正直なところ、5分や10分の勉強では時間が足りません。ただ、「今日も10分、明日も10分」のように勉強すると、「今日も10分やらないと」と勉強することが自然になってきます。習慣づけの第1歩として、時間を短くして勉強のハードルを下げることは大切なのです。
そして10分の勉強が自然になったら、「今週は15分」のように時間を長くしていきます。このときも無理に伸ばすのではなく、少しずつ伸ばすとスムーズに続けられます。
「ごはん前の30分は勉強」のように、勉強する時間を決めておく
勉強を習慣にするには、時間を固定するのも効果的。
- 朝の15分は勉強しよう。
- ごはん前の30分に勉強しよう。
上のように決めると、お子さんが「あ、勉強の時間だ」と思い出しやすくなります。
このとき、親御さんも声をかけると良いです。「勉強の時間だから、宿題やりなさい。お母さんもカレー作ってるから!」のように背中を押すことで、お子さんも「がんばるか〜」となります(笑)
カレンダーを用意して、勉強した日はシールを貼る
習慣づけに効果的なテクニックとして、「見える化」があります。
これは勉強した日・勉強量などを、目で見てわかるようにすること。
見える化には準備が必要で、カレンダーと好きなシールを用意します。そして、勉強した日にシールを貼っていきます。最初は1日10分でも、とにかく勉強したらシールを貼りましょう。
これを続けると、シールが続いていくことになります。すると「途切れさせたくないな」という気持ちが生まれ、勉強を続けられるようになります。
また、シールを貼らなくてもペンでカレンダーに◯をつけたり、最近はスマホでも習慣化アプリがあったりします。ただ、アプリは「スマホを手に取る → アプリを開く → 入力する」という手間がかかり、意外と続きません。
すぐにペタっと貼れるシールが1番オススメで、次にペンで書くのがオススメですが、好みの方法でやってみてください。
壁やトイレなどの目につく場所へ、単語や覚えることを貼っておく
日頃から勉強のことを思い出すために、壁やトイレなどに単語や暗記ものを貼っておくのも効果的です。目につくと自然に覚えることができ、習慣づくりに役立ちます。
ただしお子さんが見慣れると、効果は薄れます。また、場合によってはお子さんが嫌がってあまり見ないようになることもあり、新鮮さを保つためにときどき貼り替える必要があります。ほかの方法に比べると少し効果は低いかもしれませんが、「うちの子には効果があるかも」と思ったら取り入れてみてください。
「ご褒美」を考える。「ゲームは宿題が終わったらOK」「テストで80点取ったら、新しいゲーム購入」など
子どもはとにかく、遊びたい時期。勉強を頑張ったご褒美として、楽しく遊べるようにしてあげるのも良い方法です。
- 1日の勉強が終わったら、ゲームOK。
- テストで80点を取ったら、新しいゲーム購入。
- テストで90点を取ったら、お小遣いアップ。
新しいゲームなどの購入やお小遣いアップは頻繁にしてしまうと良くありませんが、たまにボーナスとしてやってみると効果的。お子さんが「頑張れば届くかも」というレベルの目標を決めてあげると、やる気になりやすいです。
また、「勉強が終わったら、あとは何も言わない」というのも、お子さんが納得してくれやすいです。上で紹介したように1日10分からでも構わないため、まずは毎日勉強してもらいましょう。
テストで良いところを褒めてあげる
お子さんのテストが返ってくると、つい「ここがダメだよね」のように言ってしまうことは多いもの。もちろんできていない部分の改善は必要ですが、まずは良いところを褒めるほうが、お子さんはやる気が出ます。
「基本の計算はちゃんとできてるから良いよね。次は文章題ができるといいね〜」
上のように、「褒める+次のステップ」という感じで伝えると良いです。
お子さんが勉強を嫌いになってしまう例として、親御さんは「ここがダメ、ここもダメ、勉強しない、ホント勉強できないよね」のように言ってしまうパターンは多いです。
逆に「ここいいね、ここもできてるね、少しずつ勉強できてるよね、頑張ってるね」と日頃から伝えれば、お子さんも少しずつやる気になってくれるはずです。
塾や家庭教師で、強制的に勉強する機会を作る
「なかなか勉強の習慣が身につかない」「なるべく早く習慣づけをしたい」という場合、工夫をするのも良いですが、塾や家庭教師を考えるタイミングかもしれません。もちろん費用はかかりますが、先生が毎週教えてくれるため、強制的に勉強する習慣を作れます。
最近は塾でも家庭教師でも費用の差はあまりなく、月1.5〜3万円ほどが相場。全国の先生にオンラインで教えてもらえる「オンライン家庭教師」なら、月1万円ほどで教えてもらえる会社もあります(小学生・中学生の場合)。
英語や数学をわかりやすく教えてもらえて勉強習慣も作れるため、このタイミングで塾や家庭教師を考えるのもおすすめです。塾は友達と一緒に頑張りたい場合に、家庭教師は1対1で集中して勉強したい場合に向いています。
(参考)家庭教師と個別指導塾はどっちがいい?どんな子供に向いている?
勉強が習慣になれば、学力は自然と伸びる!思い立ったら始めよう
勉強は小学生・中学生・高校生と長く続いていくため、習慣づくりはとても大切。勉強を毎日できるようになれば、学力やテストの点数は自然と伸びていきます。
何事も今までできなかったことをできるようにするには、練習が必要です。勉強習慣も練習で身につけることができるため、ここで紹介した方法をぜひ取り入れてみてください。最初は1日10分ほどでも、習慣になれば「気づいたら1時間できるようになっていた」となるはず。最初が肝心なので、ぜひお子さんに頑張ってほしいと思います。
なお、習慣づくりのために家庭教師を始めるなら、「家庭教師 比較ネット」というサービスが便利。さまざまな家庭教師センターをまとめて検索・資料請求でき、1社ずつ問い合わせする手間が省けます。
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