発達障害向けのオンライン家庭教師おすすめ4社！ランキング形式で紹介

オンライン家庭教師は、発達障害のお子さんにも効果的。自宅で手軽に1対1の指導を受けられて、場所や時間の自由がききやすいため経験豊富な先生に教えてもらえます。

これまで「家に来れて、発達障害児の指導経験が豊富」という先生は探しにくかったですが、オンライン家庭教師が登場することでより良い学習環境が整ってきています。

ここでは特に発達障害のお子さんにおすすめなオンライン家庭教師を4社紹介します。オンライン家庭教師選びの参考にしてくださいね。

発達障害のお子さんにおすすめのオンライン家庭教師4社！

経験豊富な先生が充実。大手で体制も安心な「学研の家庭教師」

まずおすすめなのは、トライと並んで大手の会社「学研の家庭教師」。発達障害や不登校の生徒さんに対応できる先生が多く、スタッフによる進路や学習サポートの体制も整っています。

学研は学習塾や書籍の発行で蓄積されたノウハウと、きめ細やかな対応がメリット。お子さんの勉強や生活で気になることがあればすぐに相談でき、学研の学習ノウハウやこれまでの事例を元にアドバイスをしてくれます。トータルでバランスの良い会社として人気です。

▶️「学研の家庭教師」公式サイト・詳細

大学生の先生による気さくで親身な授業。発達障害のお子さんも実績豊富な「家庭教師のあすなろ」

続いてのおすすめは、準大手の会社「あすなろ」。主に大学生の先生による気さくで親身な指導を得意としていて、コミュニケーション力が重視される発達障害児の指導に向いています。

あすなろは公式サイトでも独自の指導法を解説していて、発達障害児の指導に力を入れていることがわかります。料金もお値打ちでオンライン指導にもしっかり対応。日々の勉強でわからないことが出てきたら、LINEで質問できるのも良いです。

あすなろはオリジナルの教材を用意していますが、使うかどうかは自由に選べます。まずは手持ちの教材で教えてもらうのも良いですが、何で勉強すればいいか迷ったら考えてみてください。

▶「家庭教師あすなろ」公式サイト・詳細

お値打ち&良質なサービスで利用しやすい「WAM（ワム）」

3番目のおすすめは、オンライン専門の家庭教師「WAM（ワム）」。WAMはもともと個別指導塾を各地に展開していますが、同じWAMというサービス名でオンライン専門の家庭教師も提供しています。

WAMの特徴は、他社よりもかなり安い料金から授業を受けられる点。小学生なら1万円を切る金額から1対1指導を受けられて、学習塾を運営している会社のため指導体制も整っています。無料の学習教材もあり、勉強するもので迷ったら活用すると良いです。

あすなろとWAMはどちらも良いですが、発達障害児の指導に力を入れているあすなろを2位としています。

▶「WAM（ワム）」公式サイト・詳細

学習環境・サポート体制のバランスが良い大手「家庭教師のトライ」

最後のおすすめは、言わずとしれた業界トップの「トライ」。発達障害のお子さんもしっかり指導してくれて、進路や受験に関する情報も充実しています。トライは在籍する先生も多く、お子さんにピッタリ合う人に教えてもらえます。

また、オンライン指導にももちろん対応。タブレットを活用した「AI学習」でまず押さえるべき内容を教えてもらえるため、質の高い授業を受けられます。

▶「家庭教師のトライ」公式サイト・詳細

発達障害児向けのオンライン家庭教師、4社のまとめ

紹介した4社をまとめると、下のようになります。どのサービスもオンラインで授業を受けられる点では同じですが、少しずつ特徴が違います。お子さんにとってベストな会社を選んでほしいと思います。

発達障害向けのオンライン家庭教師を選ぶときのポイント

発達障害向けにオンライン家庭教師を選ぶときは、確認しておくべきポイントがあります。次の5つをチェックしておきましょう。

オンライン指導は向き不向きあり。体験でしっかり確認

オンライン家庭教師はお子さんによって、向き不向きがあります。マンツーマン指導は学習効果が高いものの、タブレットやパソコンの画面を通しての授業は集中できないお子さんもいます。特に発達障害のお子さんは注意欠陥がある場合もあり、合うかどうかは体験授業で確認が必要。

逆にオンライン指導が合えば、先生が家に来てくれる対面指導よりもお子さんがのめり込むこともあります。まずは体験授業を実際に受けてみて、スタッフとも相談してみましょう。

先生は学歴・大学生・社会人を問わず、コミュニケーション力と相性を重視

家庭教師で教えてくれる先生は、大きく大学生・社会人・プロと分かれます。

先生の学歴を重視するご家庭は多いですが、お子さんが発達障害の場合、学歴よりもコミュニケーション力が高い先生を希望するほうが良いです。

コミュニケーション力の高い先生とは、次のような人です。

家庭教師の会社では、スタッフに先生の希望を出すことができます。「発達障害の指導経験が豊富な先生がいい」「コミュニケーション力が高い先生がいい」のように伝えれば、上のような人を紹介してもらえるはずです。

学歴が高い先生の中には、コミュニケーションが苦手な人もいます。こうした先生は確かに難しい問題を解説できますが、逆に基礎をじっくり学びたいお子さんには不向き。「学歴が高い先生＝良い先生」とは、必ずしも言い切れないことがあります。

授業時間は集中しやすいよう、40〜60分のコースがおすすめ

発達障害のお子さんは、興味のあることには集中できるものの、苦手なことは集中力が途切れやすい傾向があります。

オンライン家庭教師の授業時間は、1回60分や40分などが一般的（WAMは短い時間だと、1回40分）。1回90分や120分の授業もできますが、特に最初は40〜60分くらいがおすすめです。

まずは短めの時間で授業に慣れて、集中できそうなら増やすと良いです。先生との関係ができると「もっと教えてほしい」となることは多いため、そのときに授業時間の変更を考えましょう。

テキストは手持ちのものでも十分。なければ追加もOK

オンライン家庭教師で使う教材は、手持ちのものでOK。基本は新たに購入する必要はありません。

逆に新しい教材を買うと、やるべきことが増えて分散しがち。まずは学校の問題集などを授業で解説してもらうほうが、効率よく学習できます。

ただ、勉強がスムーズに進むと、新しく解く問題がなくなってしまいます。このときは先生に提案してもらうなどして、教材を購入するのも良いでしょう。

ちなみに上で紹介している「家庭教師のあすなろ」はオリジナルの教材を用意していて、利用する場合は購入することになります。案内を聞いたりテキストを実際に見てみたりして、必要だと感じたら考えてみてください。

できれば2〜3社で体験を受けて、比較して決めるのがベスト

オンライン家庭教師の会社は、できれば複数の会社で体験を受けてから決めるのがおすすめ。1社だけだとその会社がベストなのかどうか判断できず、「もっと良いサービスがあったのに・・」ということにもなりかねません。

そのためできれば2社、または3社で体験を受けて、その中で1番良いサービスを利用するべき。体験を何度か受けるのはお子さんにとって少し大変かもしれませんが、オンライン家庭教師は中長期で利用するため、最初にしっかり考えると良いです。

オンライン家庭教師は発達障害のお子さんにも効果的！上手く活用を

オンライン家庭教師は、発達障害のお子さんにもおすすめ。タブレットやパソコンを日頃から使っているなら、特に向きやすいです。ただし向き不向きはあるため、上で紹介したポイントを踏まえて体験授業で確認して利用してほしいと思います。

オンライン家庭教師は安全性も高く、手軽にマンツーマン指導を受けられる良いサービス。ぜひ活用して、お子さんの学力アップに役立ててくださいね。