
クラスが上がらないと、不安になりますよね
聖光学院を目指してサピックスに通わせているけれど、思うようにクラスが上がらない。
マンスリーのたびに一喜一憂して、「このままで間に合うんだろうか」と気が気でない。
親のほうが先に消耗してしまうというのは、よくある話だと思います。
目安が分からないまま走り続けるのは、しんどいです。
この記事では、聖光学院に合格するためのクラス目安と、2026年の最新データを整理しました。
中期的な目標を立てるときの材料にしてもらえたらと思います。
聖光学院合格のクラス目安
| 校舎の規模 | アルファクラスの数 | 合格の目安 |
|---|---|---|
| 大規模校舎 | 6以上 | α3以上 |
| 中規模校舎 | 3〜5 | α2〜α1 |
| 小規模校舎 | 1〜2 | α2〜α1 |
サピックスはアルファベットクラスと、上位のアルファクラスに分かれています。
聖光学院を目指すなら、まずアルファクラスに入ることが最初のステップです。
アルファクラスが6つ以上ある大規模校舎(自由が丘校・東京校・吉祥寺校など)の場合、α6やα5だとやや不安が残ります。小6になる頃には最低でもα4、できればα3以上を目指したいところ。
α2やα1は筑駒や開成の合格圏になるクラスなので、聖光学院ならそこまでは必要ありません。
α3〜α2あたりが現実的な目標になります。
中規模校舎はα2かα1、小規模校舎ならα1が目安です。
もちろん受験に絶対はありません。
この目安より下のクラスから合格する子もいれば、上位クラスでも届かないことはあります。
ただ、大まかな基準があるほうが目標は立てやすいと思います。
2026年の合格実績:どの校舎が強いか
2026年度、サピックスからの聖光学院合格者は208名でした。
校舎別に見ると、合格者数の上位はこうなっています。
| 校舎 | 在籍数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 横浜校 | 224 | 25 | 11.2% |
| 自由が丘校 | 310 | 21 | 6.8% |
| 東京校 | 358 | 13 | 3.6% |
| 大井町校 | 198 | 13 | 6.6% |
| 白金高輪校 | 193 | 13 | 6.7% |
| たまプラーザ校 | 146 | 13 | 8.9% |
| 巣鴨校 | 237 | 12 | 5.1% |
| 町田校 | 87 | 8 | 9.2% |
| 武蔵小杉校 | 112 | 8 | 7.1% |
| 大船校 | 141 | 8 | 5.7% |
出典:サピログ(2026年度SAPIX校舎別合格実績)
横浜校が25名で圧倒的ですね。在籍224名に対して11.2%なので、合格率でもトップです。
聖光学院が神奈川の学校ということもあって、県内の校舎が強い傾向がはっきり出ています。
合格率で見ると、また違う景色になります
合格者数だけを見ると大規模校舎が並びますが、在籍数で割ると順位が変わります。
| 校舎 | 合格率 |
|---|---|
| 横浜校 | 11.2% |
| センター南校 | 10.6%(47名中5名) |
| 町田校 | 9.2%(87名中8名) |
| たまプラーザ校 | 8.9%(146名中13名) |
| 茅ヶ崎校 | 8.3%(48名中4名) |
センター南校や茅ヶ崎校は在籍数が50名前後と小さいのに、10人に1人近くが聖光に受かっています。
規模は小さくても、地域的に聖光志望者が集まっているのかもしれません。
校舎は変えるべきか
無理に変える必要はないと思います。
大規模校舎が安定して実績を出しているのは事実ですが、中小規模の校舎には面倒見の良さという利点があります。
先生との距離が近く、個別のフォローが受けやすい。
ただ、お子さんの成績が伸びていて、さらに上を目指したいという段階なら、高学年に上がるタイミングで通える範囲の大規模校舎を検討してみるのもひとつです。
聖光学院のサピックス偏差値
2027年入試の予想偏差値(2026年4月時点)では、こうなっています。
| 偏差値 | |
|---|---|
| 聖光学院 1回(2/2) | 66 |
| 聖光学院 2回(2/4〜) | 67 |
合格力判定サピックスオープンの結果をもとにした、合格率80%の数値です。
聖光学院は近年じわじわ上がっています。
2024年時点では1回が66、2回が67でしたが、それ以前は66→67と上昇した経緯があり、開成(68)に迫る水準を維持しています。
サピックスオープンは最難関校を目指す生徒が多く受けるので、他の模試より偏差値は低めに出るという点は頭に入れておいてください。
他塾の偏差値と比べると
| 模試 | 偏差値 |
|---|---|
| サピックスオープン | 66〜67 |
| 日能研 | 69前後 |
| 四谷大塚 | 70前後 |
| 首都圏模試 | 78前後 |
数字は違っても、関東の私立中でトップクラスの難関校であることは変わりません。
ちなみに2026年の聖光学院は、東大合格者数でも全国トップクラス。
現役合格率では全国1位という年もあり、入学後の実績という点でも人気が高い学校です。
クラスが上がらないときに考えたいこと
ここからが本題かもしれません。
まず、どこでつまずいているかを特定する
サピックスのカリキュラムは進度が速いので、一度つまずくとそのまま流れていってしまいます。
「算数が苦手」ではなく、「何算のどの処理でミスが出ているか」まで分解する。
ここが分かると、やるべきことが一気に絞れます。
マンスリーや組分けの答案を、点数ではなく間違え方で見直してみてください。
ケアレスミスなのか、解法が浮かばないのか、時間切れなのか。原因が違えば対策も変わります。
復習が追いついているか
サピックスは復習主義の塾なので、授業で扱った内容をその週のうちに消化できているかがすべてです。
テキストが溜まっている状態だと、次の授業を受けてもさらに積み上がるだけになってしまいます。
全部やろうとせず、優先順位をつけて切り捨てる判断も必要になってきます。
親が教えるのは、うまくいくとは限らない
見てあげられるならもちろんいいんですが、親子だと感情的になりやすいんですよね。
「なんでこれが分からないの」が出てしまうと、お子さんは萎縮して余計に手が止まります。
算数の解法を親が教えると、塾と違うやり方で混乱することもあります。
サピックスのフォローを検討するなら
自力での立て直しが難しいと感じたら、個別のフォローを入れる選択肢があります。
最難関校を目指す場合、同じ道を通ってきた先生に教わる意味は大きいと思います。
サピックスのカリキュラムや模試の特性を理解している先生なら、「どの単元を優先すべきか」「この時期にどこまで仕上げるか」を具体的に示してくれます。
東大生や難関校出身の講師を指名できる家庭教師サービスもあります。
オンライン専門なら移動時間がかからないので、サピックスと併用しても負担が増えにくいのが利点ですね。
週1回、算数だけ見てもらう。苦手な単元だけ集中的に潰す。そういう使い方もできます。
各社の料金や特徴は下の記事にまとめました。
無料体験はどこもやっているので、話を聞いてみるところからでも大丈夫です。
まとめ
- 聖光学院の合格目安は、大規模校舎でα3以上、中小規模校舎でα2〜α1
- 2026年のサピックスからの合格者は208名。校舎別トップは横浜校(25名)
- 合格率で見ると、センター南校や町田校など中小規模校舎も健闘
- 偏差値は1回66、2回67(2027年入試予想)。開成に迫る水準を維持
- クラスが上がらないときは、つまずきの特定と復習の優先順位づけから
サピックスのカリキュラムにしっかりついていければ、必要な学力は自然と身についていきます。
ただ、そのペースに乗り切れないこともあります。
そういうときは、どこかで手を入れる判断も必要です。焦らず、まずは中期の目標から立てていきましょう。
クラスの上下で一喜一憂してしまう気持ち、よく分かります。でも、毎月の結果はあくまで通過点です。大事なのは「今どこでつまずいているか」を見つけて、ひとつずつ潰していくこと。
それが難しいと感じたら、外の力を借りるのも立派な戦略だと思いますよ。
