家庭教師の選び方を徹底解説!

家庭教師の選び方完全ガイド

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家庭教師の個人契約で起きるトラブルと、ご家庭の注意点・対策

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家庭教師の先生を見つける方法は大きく、

  • トライや学研など、家庭教師の会社から先生を紹介してもらう
  • 知り合いやマッチングサイトなどで先生を見つけて、「個人契約」をする

の2パターン。

トライや学研などの会社から先生を紹介してもらうのが一般的ですが、マージンが取られるため料金が高めなのはデメリット。一方、個人契約は会社を通さず先生と直接契約するため、料金を安く抑えられます。

ただ、個人契約は上手くいけば料金を節約できるものの、トラブルがよくあるのも事実。管理人としては、やはり会社から紹介してもらうほうが安心だと考えています。

ここではご家庭が家庭教師の個人契約をするときに、よくあるトラブル事例を解説します。トラブルを防ぐための注意点も解説しているため、合わせて参考にしてほしいと思います。

家庭教師の個人契約でよくあるトラブル事例と注意点(家庭側)

個人契約で起きる主なトラブルは、次の8パターン。どれも起こる可能性は十分あるため、頭に入れた上で指導をお願いする必要があります。

【家庭教師の個人契約で起きやすいトラブル8パターン】

  • 先生が急に指導をやめてしまう。
  • 先生が急な遅刻・休みのとき、連絡してくれない。
  • やめたいときは先生に直接伝える必要があるため、言いにくい。
  • 授業料を振り込んだのに、先生が「お金が振り込まれていない」のように言ってくる。
  • 先生が学歴や実績を詐称していた。
  • マッチングサイトで良いと思った人が、指導に来てみたら微妙だった。
  • 先生に進路情報や受験の知識がない。
  • 先生がお子さんと恋愛関係になってしまう可能性がある。

先生が急に指導をやめてしまう

【対策】なるべく誠実そうな先生、社会人の先生に指導をお願いする。

これは大学生の先生に多いですが、急に「すいません、指導をできなくなりました」と伝えられることがあります。

これがテストや受験の前だと、とても困るもの。ただ、先生によっては「正直、もう教えるの面倒だな・・」「ほかのバイトのほうがいいな」と考えて、ご家庭の都合を考えずにやめてしまうことがあります。

家庭教師の会社を利用していると、かわりの先生を紹介してくれたり、先生に「1ヶ月後までは、責任もって指導してください」のように交渉してくれたりします。ですが個人契約だと、先生に連絡しても無視されることがあります・・。

これを避けるには、指導前に常識やマナーのある先生か見極めることが大切。できれば常識やマナーができている、社会人のほうがおすすめです。

先生が急な遅刻・休みのとき、連絡してくれない

【対策】常識・マナーがありそうな先生か見極めて、できれば社会人の先生に指導をお願いする。

先生が急な遅刻や休みでも、個人契約だと「しょうがない」で済ませるしかありません。

こちらも大学生の先生に比較的多く、「今日は休んじゃお」と軽く考えてしまう人がいます。

家庭教師の会社を通していると、会社から先生に連絡をとってもらえます。また、常識・マナーのない先生は会社にとっても迷惑なため、今後その先生は生徒さんを紹介してもらえません。

個人契約の場合は、なるべく常識やマナーがありそうな先生か、上と同じく社会人の先生に指導をお願いしましょう。

やめたいときは先生に直接伝える必要があるため、言いにくい

【対策】旦那さんから先生に伝えてもらう。

家庭教師は1対1指導のため、学習効果が高いです。ただ、「指導をお願いしたけど、わかりにくい」「成績が伸びない」ということもあるもの。

個人契約だと、「やめたいときにやめにくい」というのもデメリットです。

ただ、先生の指導に満足いかないのは事実なので、勇気をもって伝えるしかありません。お母さんから先生に言いにくければ、旦那さんから伝えてもらいましょう。

これも家庭教師の会社なら、スタッフに「先生を交代してほしい」「退会したい」と伝えるだけ。あとはスタッフが全てしてくれます。

授業料を振り込んだのに、先生が「お金が振り込まれていない」のように言ってくる

【対策】指導前に契約書を作り、指導料は現金を手渡しで払う。

個人契約でよくあるのが、金銭トラブル。ご家庭が先生に指導料を払わないパターンもありますが、先生が「お金が振り込まれていない」と言って余分な費用を請求してくることもあります。

支払いを先生の銀行口座への振込みにすると、「払った」「いえ、払われていない」というトラブルが起きやすいです。そのため個人契約の場合、指導料は現金を手渡しにすると良いです。

また、指導をお願いする前には、指導料(一応、税込の金額を)・交通費を書いた契約書も作ると良いです。

家庭教師の会社だとこうした金銭トラブルはなく、先生に給料が支払われない場合は先生自身の報告ミスです。

先生が学歴や実績を詐称していた

【対策】先生の名前が入った学生証や卒業証書のコピー・画像をもらい、成績の伸びで継続するか決める。

  • 「僕は早稲田なので大丈夫ですよ」
  • 「教えた生徒さんには、東大に合格した人もいます」

上のように言われると、「うわ、この先生すごい!お願いしよう」となるもの。ただ、先生によってはウソの学歴や合格実績を伝えて、信頼を得ようとする人もいます。

先生によっては巧妙に経歴を詐称するため、家庭側が気づけないこともあります。

そのため指導をお願いする前に、必ず先生の名前が入った学生証や卒業証書のコピーをもらいましょう。

また、指導の良し悪しを判断するのは、学歴や合格実績ではなく「実際のお子さんの伸び」。お子さんが「わかりやすい」「楽しい」と言っているか、テストや模試の点数が上がったかで、6ヶ月おきくらいに続けるかを判断すると良いです。

ちなみに家庭教師の会社だと、スタッフが先生の経歴確認と面談をしています。指導で評判の悪い先生には生徒さんが紹介されず、良い先生だけが残ります。

マッチングサイトで良いと思った人が、指導に来てみたら微妙だった

【対策】指導前の面談で、大丈夫そうな先生かしっかり見極める。

家庭教師の個人契約は、「知り合いに指導をお願いする」「個人契約のマッチングサイトで先生を探す」という方法が一般的。知り合いは条件の合う人が少ないため、マッチングサイトを利用するご家庭が多いです。

ただ、マッチングサイトでは先生が登録したプロフィールを見て、指導をお願いします。「プロフィールでは良さそうな人だったのに、いざ指導が始まるといまいち・・」ということはよくあり、最悪な場合は登録した人が未成年の異性を目当てにしている可能性もなくはありません。

トライや学研などの会社は重大なトラブルを避けるため、しっかりとした契約書を用意して損害賠償のルールを作り、面談で先生を見極めています。家庭教師のマッチングサイトはここまでの監視体制がないため、「トラブルはご家庭の責任」ということになりかねません。

家庭教師のマッチングサイトがあまり広まらないのはこれが理由で、良い先生に巡り会えれば良いですが、トラブルに見舞われるリスクや対応の手間が大きいです。

先生に進路情報や受験の知識がない

【対策】家庭側で情報収集をする。

特に大学生の先生は、数学や英語は教えられても、お子さんに合わせた進路情報・受験の仕組み・志望校の傾向や対策などの知識が少ないです。個人契約の場合、勉強を教えてもらうことはできても、進路や受験のアドバイスは十分でないことがあります。

これは仕方ないため、ご家庭で必要な情報を得るしかありません。

家庭教師の会社は日ごろから進路や受験に関する情報を調べていて、データや資料としてまとめています。また、さまざまなご家庭の指導で蓄積された指導ノウハウも共有されていて、情報量では個人の先生より圧倒的に豊富です。

先生がお子さんと恋愛関係になってしまう可能性がある

【対策】同性の先生に指導をお願いし、授業の様子をときどき確認する

家庭教師の先生は、お子さんからすると大人な存在。気さくで優しい雰囲気や有名大学への憧れから、恋愛関係になってしまう可能性があります。

これは家庭教師の会社でも同じですが、連絡先交換や恋愛を禁止して賠償のルールを設けることで抑えています。

個人契約だと先生の指導を打ち切ったとしても、お子さんが元の先生と連絡を取り続けてしまうことがあります。最初から異性の先生は考えず同性の先生にお願いして、親御さんも指導の様子をときどき確認するとより良いです。

家庭教師の個人契約は、トラブルに注意。会社を通して先生を紹介してもらうと、少し高くなるけどやはり安心

家庭教師はトライや学研などの会社を通さず、個人契約をする方法もあります。ただ、個人契約はさまざまなトラブルの可能性があり、注意が必要。紹介したように対策はあるものの、気をつけることが多いため個人的には微妙です。

家庭教師の会社が人気なのはやはり理由があり、「安心」という大きなメリットがあります。家庭教師は大切なお子さんの勉強を見てもらうサービスなので、値段だけでなく質も重視したいところ。じっくり考えて、会社を利用するか個人契約かを決めてほしいと思います。

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