家庭教師の授業を受けるときに、「親は何かしたほうが良いのかな」と感じることもあると思います。
勉強は基本的に子供がするものの、親も「サポート役」としてできることがあります。少しでもプラスになることをすれば、子供の学力もより上がりやすくなるはずです。
ここでは「家庭教師の授業を受けるときに、親ができること」を紹介します。
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子供が家庭教師で教えてもらうときに、親がすること6つ
親が家庭教師の先生にできることは、大きく次の6つです。
- 授業前後の挨拶・コミュニケーション
- 「こういうことを教えてほしい」という要望を伝える。
- 講師へお茶を出す。
- さりげなく、授業を聞いておく。
- 授業後に次の指導日を決める。
- 講師へ交通費を渡す。
授業前後のあいさつ・コミュニケーション
まずは親のやるべきこととして、「先生へのあいさつ」があります。勉強を教えてもらうのは子供ですが、保護者も先生とコミュニケーションをとるべきです。
「子供が先生を出迎えて、授業後の見送りも子供がする」という状況だと、講師も子供も気持ちが緩みやすくなります。先生が「ちょっとくらい、授業の時間を短くしてもいいか」と考えたり、子供が「どうせ親は授業を見ていないし、適当にやり過ごそう」と思ったりしてしまう可能性があります。
こうしたことを防ぐには、親が先生にあいさつをすると良いです。「今日もお願いします」とひとこと伝えるだけでも、先生や子供がほど良い緊張感を保ちやすくなります。
また、授業後も先生と話すとより良いです。特に授業が終わったあとは、その日の学習内容や子供の様子を確認する良いタイミングです。
「今日の授業、どんな感じでした?」と、先生に聞いてみましょう。また、先にこちらから「ありがとうございました」のように伝えると、先生から「今日は関数の勉強をしました」のように、指導内容を報告してくれることもあります。
授業前後のあいさつは、先生と良い関係を作るためにとても大切です。
「指導に対する要望」や「学校のスケジュール」を伝える
授業の前に「今日は学校で宿題が出てるみたいなので、フォローしてあげてください」「もうすぐテストがあるので、対策の勉強をお願いします」のように、要望を出すのも効果的です。
先生自身も授業をどう進めるかについては、イメージをもっているはずです。ただ、親からも希望を伝えることで、先生がより子供に合わせた授業をしやすくなります。
また、子供は意外と、学校行事を把握していないことがよくあります。テスト期間や春・夏・冬休み、運動会、創立記念日など、行事が近づいてきたら先生へ伝えておきましょう。すると先生はその予定を踏まえて、指導を進めてくれます。
特に「テスト期間がいつからいつまでか」は重要なので、わかったら早めに講師へ伝えると良いです。また、テスト範囲も合わせて連絡されるはずなので、これも先生へ伝えておきましょう。
講師へお茶を出す
講師へお茶を出すことも、親のやるべきことです。
家庭教師センターは基本的に、「講師へお茶を出す必要はない」と言ってくれます。ただ、やはり授業で話していると喉が乾くため、できればお茶を用意すると先生は喜びます。お茶パックで淹れたお茶やコーヒーなど、簡単なもので構いません。
また、お茶を出すと「授業の様子を確認できる」というメリットがあります。
先生と子供が勉強しているときに親がジロジロ見てしまうと、2人の邪魔をしてしまうことになります。ですが「お茶、良かったらどうぞ」と言いつつ部屋に入れば、さりげなく勉強の様子を確認することができます。
少しテクニック的ですが、これは効果的。親が授業の合間に入ることで、講師も子供も「見られている」という緊張感を保つことができます。
さりげなく、授業を聞いておく
お茶を出すとき以外も、ときどき授業に聞き耳を立てておくと良いです。
あからさまに様子をチェックしていると、先生と子供が勉強しずらくなってしまいます。そのため壁越しにこっそりと、子供や先生の声を聞いておくと良いです。足音に気をつけましょう(汗)
授業がスタートして間もない頃は、子供も先生に対して緊張することが多いです。ただ、指導が進むと2人が打ち解けて、適度な緊張感を失ってしまうことがあります。そして雑談だけで授業が終わってしまったり、子供がダラけやすくなったりしてしまいます。
こうしたことを防ぐために、授業の様子をときどきチェックしておきましょう。もし雰囲気がユルくなっていたら、お茶を出しに行って緊張を保つようにします。
また、万が一こうした状況が続くなら、家庭教師センターへ頼んで先生を変えてもらうほうが良いです。
授業後に次の指導日を決める
授業が終わったら「次の指導日」を、先生・親・子供の3人で相談しましょう。どの曜日・時間帯に教えてもらうかは、基本的に自由です。
ただ、基本は「毎週水曜日・夜19時から」のように、スケジュールを固定すると良いです。そのほうが家庭・講師ともに、予定を立てやすくなるためです。
ただ、週によっては「今週は部活が忙しいから、別の曜日がいい」「いつも平日に授業を受けているけれど、テストが近いから日曜日も教えてほしい」ということもあると思います。この場合は先生と予定が合うなら、自由に決めて大丈夫です。
また、講師と子供の連絡先交換は、トラブル防止のために家庭教師センターが禁止しています。ただ、親と講師の間では、電話番号やLINEアカウントなどを自由に交換して構いません。先生の電話番号は、家庭教師センターから紹介時に教えてもらえます。
講師へ交通費を渡す
先生への交通費の支払いも、親がすると良いです。家庭教師の「授業料」は口座振替(引落し)が基本ですが、「交通費」は先生へ直接手渡しするのが一般的です。
交通費の額は、先生によって違います。ただ、家庭教師センターはなるべく「自宅から近いところに住む先生」を紹介してくれます。そのため指導1回の交通費は、往復500円前後に収まることが多いです。
また、「毎回の指導ごとに、交通費を支払うのか」「月末に、ひと月分の交通費をまとめて支払うのか」は、家庭教師センターによって異なります。
スタッフから先生を紹介してもらうときに、
「先生は横浜市にお住まいで、電車で指導に伺わせていただきます。山田様のご自宅まで、往復で360円の交通費がかかりますので、月末にまとめて先生へ支払いをお願いします」
のように伝えられるはずです。
子供がしっかり勉強できるよう、親もサポートをしっかりしよう
家庭教師で勉強するのは基本的に子供ですが、親も実はできることがあります。なるべく先生とコミュニケーションをとったりお茶を出したり、授業の様子をときどき見ておいたりすることで、より授業の効果がアップしやすくなるはずです。ここで紹介したことを、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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