家庭教師の選び方を徹底解説!

家庭教師の選び方完全ガイド

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家庭教師の先生は大学生・社会人・プロのどれがいい?タイプごとのメリット・デメリット

投稿日:2018年1月9日 更新日:

家庭教師を始めるときは、どんな先生が良いか希望を出すことができます。

先生は人によってタイプが分かれるため、お子さんに合いそうな人をイメージして、「こんな人を紹介してほしい」と家庭教師会社へお願いすることが大切です。

ここでは、「家庭教師の先生のタイプ」を解説します。

ちなみに、家庭教師を探すときに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。「ぴったり家庭教師診断」というカンタンな質問に答えるだけで、地域で人気の家庭教師会社をすぐに検索できます。家庭教師を頼むときは、複数の会社を比べることもあるもの。家庭教師比較ネットなら1社ずつ問い合わせる手間がなくなるので、ぜひ使ってみてください。

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家庭教師で指導してくれる先生のタイプと、それぞれのメリット・デメリット

家庭教師の先生はさまざまですが、以下のようなタイプの人がいます。

【先生の経歴による分類】

  • 平均レベルの大学に在籍する大学生の先生
  • 上位大学に在籍する、高学歴な先生
  • 大学院生の先生
  • 社会人の先生
  • プロの先生

【先生の性格による分類】

  • 熱血タイプの先生
  • 優しい・落ち着いた雰囲気の先生
  • コミュニケーションが得意な先生

もし先生が合わなくても、ほとんどの家庭教師会社で先生の変更は無料です。

ただ、もし先生を交代する場合はあらためて家庭教師会社が先生を手配する必要があり、1〜2週間ほどの時間が必要。しっかり希望に合う先生を紹介してもらうのが、1番ベストではあります。

先生の「経歴」のよる分類

平均レベルの大学に在籍する大学生の先生

メリット ・コミュニケーションが上手な人が多い。
・勉強が苦手な子の気持ちを理解しやすい。
・最近の中学校・高校・大学の入試を把握している。
・料金を抑えやすく、月1.5〜3万円が目安。
デメリット ・先生によって、当たり外れがある。
・軽い雰囲気で、礼儀・マナーに欠ける場合がある。
・受験レベルに対応できない場合がある。
・バイト感覚が強く、責任感が薄い場合がある。
・経験が浅い先生は、指導を物足りなく感じることがある。

偏差値50前後の大学に在籍する先生は、料金を抑えやすいのが大きなメリット。多くの家庭教師会社で、料金は最安になります。

費用を抑えて利用できるのは良いですが、「当たり外れが大きい」というのが正直なところ。頑張って指導してくれる人は良いですが、礼儀やマナーが適当で、教え方まで雑な人も正直います・・。

家庭教師会社はトラブルを防ぐために研修を行っていて、大丈夫と判断した先生がご家庭へ紹介されます。ただ、それでも無断遅刻や急なお休みなど、マナー違反をしてしまう人は一定数いるため、なるべく大学3〜4年生で指導経験のある先生を紹介してもらうと良いでしょう。心配な場合、研修体制が整っている大手・準大手の会社を利用すると、より安心です。

上位大学に在籍する、高学歴な先生

メリット ・中学・高校・大学の受験にも対応できる。
・基礎はできるお子さんを伸ばすのが得意。
・お子さんの志望校出身の先生もいる。
・ある程度は料金を抑えやすく、月2〜4万円が目安。
デメリット ・勉強が苦手な子の気持ちを理解しにくい。
・コミュニケーションが苦手で、固い雰囲気の先生もいる。
・「割りに合わない」と感じると、やめてしまいやすい。

上位大学とは、

  • 旧帝大(東大・京大・阪大・北大・東北大・名大・九大)
  • 一橋・東工大
  • 早慶上理
  • 医学部

など。こうした大学・学部に在籍する大学生の先生は、自分自身がしっかりと勉強してきているため、その経験を元に指導してくれます。私立の難関中学や高校を卒業した人も多く、その学校を志望校にしているお子さんの場合、「憧れの先生」となることも多いです。

ただし「難関の受験をクリアする能力」と「ほかの生徒さんを教える能力」は別。指導には数学や英語の知識だけでなくコミュニケーション能力や説明する力も必要なため、「高学歴な先生=絶対に良い」というわけではありません。

ただ、そうはいってもやはり勉強を頑張ってきた人は良い指導をする人の率も高い傾向にあり、質の高い授業が期待できます。

大学院生の先生

メリット ・経験がある程度豊富で、受験まで対応できる。
・生徒さんの対応に慣れている。
・保護者さんにもしっかり挨拶・報告ができる。
・ある程度は料金を抑えやすく、月2〜4万円が目安。
デメリット ・2年以上など、長期間は見てもらいにくい。

大学院生の先生は大学生の頃から家庭教師をしていて、しっかり経験のある人が多いです。若いながらも大人な雰囲気があり、お子さん・親御さんの対応ともにしっかりできるのがメリット。

ただ、大学院は2年(修士課程)または4年(博士課程)で卒業となり、修士課程の2年で卒業する人が多いため、長期での指導を受けにくいのがデメリットです。

社会人の先生

メリット ・指導経験が豊富(5年前後)な人が多い。
・受験までしっかり対応できる(対応レベルは先生による)。
・生徒さんの対応に慣れている。
・社会人としての礼儀・マナーができている。
デメリット ・人数が少ないため、良い人が見つからないこともある。
・車で指導に行く人も多いため、駐車スペースが必要。
・料金は大学生より高くなり、月2.5〜5万円が目安。

社会人の人は、本業や家事の合間に家庭教師をしていたり、講師の仕事を中心にしたりしている人もいます。大学生に比べると人数は少なめですが、経験豊富で社会人としての礼儀・マナーができていることが多いです。

社会人の先生は20代から50代まで幅広く、40代や50代の人はプロになっているのが一般的。社会人の先生が希望で料金を抑えめにするなら20〜30代前半、経験・実績豊富な先生が良いなら30代後半や40代の人を紹介してもらうと良いでしょう。

プロの先生

メリット ・指導経験が豊富。5年・10年・15年など。
・幅広い生徒さんに対応。難関レベルの受験にも対応できる。
・社会人としての礼儀・マナーができている。
・保護者さんへの対応もきめ細かく、ていねい。
デメリット ・料金は高く、月4〜10万円が目安。
・年齢が高い先生の場合、合わないこともある。
・お子さんのやる気がないなど、成績が伸びないこともある。

プロの先生は「指導経験が長い」「合格実績が豊富」「学校の教師をしていた」など、高い指導スキルをもつ人が家庭教師会社の試験・面接を受けて認定される講師。家庭教師会社のウリでもあるため、各社ともしっかりと基準を設けて採用しています。

ただし中規模の会社はプロの採用が難しく、そもそもプロコースがないことも。大手・準大手の会社で、プロコースが設けられています。

【プロコースがある主な家庭教師会社】

また、プロの先生は料金が高いのがデメリット。大手だと月5〜10万円くらいになることが多いため、ファースト・ノーバスのような準大手の会社を利用するのもひとつの方法。授業の回数・時間によりますが、この2社月3万円台からプロコースを利用できるため、大手より料金を抑えやすいです。

ただ、残念ながらプロの先生でも、お子さんの成績を上げられないことはあります。

お子さんとの相性はどうしてもあり、極端にモチベーションが低いお子さんはプロの先生でも苦戦するもの。「高いお金を払うんだし、プロの先生なら絶対に子どもの成績をすぐに上げてくれるよね??」という希望は、難しい場合があります。

先生の「性格」による分類

家庭教師の先生は、性格によってもタイプが分かれます。

  • 熱血タイプの先生
  • 優しい・落ち着いた雰囲気の先生
  • コミュニケーションが得意な先生

大きくは上の3パターンの先生がいます。

熱血タイプの先生

メリット ・明るくてテンションが高く、楽しく教えてくれる。
・指導でも雑談でも、お子さんをリードしてくれる。
デメリット ・空気を読まず、一方的な場合がある。
・感情的に怒ってしまう可能性がある。
・お子さんによっては、暑苦しく感じてしまう。

熱血タイプの先生は、「頑張ろうよ!」「いいね!この調子だね!」「次はこれを解いてみよう!」のように、明るくリードしてくれる雰囲気の先生。特に勉強が苦手なお子さんは、こうした先生が合うことは多いです。

ただ、場合によってはお子さんが暑苦しく感じたり、「テンションが高すぎる・・」と思ったりすることがあるため、やはり合う合わないは人によります。

優しい・落ち着いた雰囲気の先生

メリット ・お子さんの様子やペースに合わせて教えてくれる。
・さまざまなことに、落ち着いて対応してくれる。
デメリット ・優しすぎて、物足りなく感じることがある。
・元気がなさそうに見える人もいる。
・コミュニケーション能力が低めの人もいる。

優しくて落ち着いた雰囲気の先生も、家庭教師の先生には多いです。様子を見ながらじっくり教えてくれて、難しい問題も冷静に対応してくれます。

ただ、落ち着いた雰囲気の先生は「元気がなさそうに見える」という場合もあり、お子さんが授業をつまらなく感じて勉強を嫌になってしまうことも。特に大学生で経験の浅い先生は、こうしたことになる可能性があるため注意が必要です。

ちなみに家庭教師会社は先生と面接を行い、ある程度のコミュニケーション力があるかどうかを確認して採用しています。ただしそれでも、「小さなお子さんの指導になると上手く対応できない」という場合があるため、こうしたときは早めに講師変更のお願いをすると良いでしょう。

コミュニケーションが得意な先生

メリット ・常にお子さんとコミュニケーションを取ってくれる。
・お子さんの気持ちを引き出すのが上手。
・指導経験が豊富な人は、親御さんにもしっかり対応できる。
デメリット ・雑談が増えてしまうことがある。

お子さんの学力・成績を伸ばすには、「いかにお子さんと打ち解けるか」がとても大切。数学や英語の内容を教えることも大切ですが、先生は生徒さんとの適度な雑談を通して、「聞く姿勢」を作ってから本格的な指導に入ります。

コミュニケーションが得意な先生は幅広い生徒さんと上手くコミュニケーションをとることができ、結果として成績アップにつなげられることも多いです。けしてテンションが高くなくても、お子さんの話をよく聞き、それにしっかりリアクションをとる、ということの積み重ねで、信頼関係が出来上がっていきます。

ただ、先生によっては雑談が増えすぎて、肝心の勉強量が少なくなることがあるため注意が必要です。

希望の先生をしっかり考えて、家庭教師会社に相談するのがおすすめ

家庭教師の先生は、タイプによってメリット・デメリットがあります。どのような先生がお子さんに合うかを考えて希望を出せば、ベストな先生を紹介してもらえるはず。

家庭教師は「先生とお子さんの相性」が大切なポイントになるため、先生の希望タイプについてもぜひ考えてみてください。

なお、家庭教師を探すのに便利なのが「家庭教師比較ネット」というサービス。イトクロという教育系の大手企業が運営していて、人気の家庭教師会社をまとめて検索。1社ずつ問い合わせる手間を省けます。

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家庭教師を頼むなら、なるべく信頼できる会社にお願いしたいもの。家庭教師比較ネットなら複数の家庭教師会社にすぐ相談でき、スタッフの様子・対応などから、ベストな会社を選べます。

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