家庭教師の選び方を徹底解説!

家庭教師の選び方完全ガイド

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家庭教師の授業内容:指導の中で何をしてくれるのか・授業の流れ

投稿日:2023年2月28日 更新日:

家庭教師を利用するときには、「授業で何が行われるか」を知っておくと良いです。

もちろん先生による数学や英語の解説がメインですが、授業では生徒さんに合わせて、多くのことが行われます。どんな内容なのかを把握しておきましょう。

家庭教師の授業内容と、開始から終わりまでの流れ

家庭教師の授業は「先生が数学や英語を教えてくれる」というイメージかもしれませんが、細かく見ると以下のようなことが含まれます。多くの内容が詰め込まれて、1回の授業が成り立っています。

  • 先生から挨拶
  • 担当科目の指導
  • 計算や英文などの書き方チェック
  • 宿題の設定・確認
  • 入試・過去問対策
  • 今後の学習の見通しを立ててもらう
  • コミュニケーションによる、生徒さんのモチベーションアップ
  • 帰りの挨拶・授業報告

先生から挨拶

先生がご家庭の家に着くと、まずは挨拶があります。「今日もよろしくお願いします」という感じで、お子さんの部屋や授業をする場所に向かいます。

授業前の挨拶は軽いものなので、できれば親御さんもいるほうが良いものの、仕事などで忙しければお子さんだけでも問題ありません。

担当科目の指導

先生の挨拶が終わって部屋に移動したら、授業がスタート。数学や英語など、先生が担当する科目を教えてくれます。

基本的には「先生が解説 → 説明を元に、お子さんが問題を解く → 正解の解説や、回答の書き方をアドバイス」という流れで授業が進行。ただ、先生はお子さんのペースに合わせて教えてくれるため、解説がメインになったり、逆に問題演習が多くなったりすることもあります。

また、家庭教師は1対1で、お子さんが理解しにくい内容はじっくり、スムーズに理解できるところは早めに進むなど、臨機応変に対応してくれるのがメリットです。

計算や英文などの書き方チェック

お子さんが解説を元に問題を解いても、計算式や文章の書き方が先生と違うことがよくあります。家庭教師ではノートの書き方も先生がチェックしてくれるため、「正しい理解」につながります。

筆者の印象でも、きちんと理解している生徒さんほど、ノートの書き方もしっかりしています。逆に言うとノートを確認することが、お子さんが理解できているかの目安にもなります。

宿題の設定・確認

家庭教師では、先生が宿題を出してくれます。毎週のやるべきことがハッキリすることで、お子さんが迷わず勉強できます。

ちなみに宿題は、こなせない量を一方的に出されることはなく、あくまでもお子さんに合わせて。「これくらいなら、次の授業までにできそうだね」という内容で設定してくれます。

入試・過去問対策

受験を控えているお子さんには、先生がタイミングを見て、入試対策や過去問対策をしてくれます。

  • 志望校に合わせての問題演習・解説
  • 過去問の解説
  • 問題傾向を踏まえて、押さえるべきポイントの説明

などが主な内容。

先生はお子さんが志望校へ合格するには何が必要なのかを見極めて、得意・苦手に合わせた対策をしてくれます。

集団授業の塾や予備校だと、どうしても1人1人のお子さんに合わせた対策は難しいもの。家庭教師なら、まさにオーダーメイド的な形で受験指導をしてもらえます。

今後の学習計画や見通しを立ててもらう

勉強は受験での志望校合格や定期テストでの点数アップなど、目標を見据えて取り組むもの。

先生は目標達成に向けた学習計画や今後の見通しも立ててくれて、親御さんやお子さんも「このまま進めば大丈夫だ」という自信・安心感をもつことができます。

学習計画は多くの場合、先生の授業がスタートするときや新学期の時期など、節目のタイミングで作成。授業を進める中で軌道修正の必要があれば、あらためて計画を練り直してくれることもあります。

また、先生も計画を立ててくれますが、家庭教師会社のスタッフが全ての科目を含めた全体的な学習計画を提案してくれることもあります。

目の前の勉強を頑張ることも大切ですが、計画に沿って進めることも重要です。

コミュニケーションによる、生徒さんのモチベーションアップ

先生は数学や英語をただ解説してくれるだけでなく、良き先輩として相談相手の役割もしてくれます。

親御さんだとお子さんの本音を聞き出せなくても、年齢の近い先生には悩みを打ち明けることも。

「この先生、わかりやすいし面白い」「この先生、いつも楽しそうだな」という良い影響を受けることで気持ちに変化が起き、勉強への取り組みが前向きになったり、大きく成績が伸びたりするきっかけになることもあります。

これは先生との距離が近い、家庭教師ならではのメリット。なるべくお子さんと相性が良さそうな先生を紹介してもらえるよう、「こんな先生がいい」という希望を出しておくと良いです。

帰りの挨拶・授業報告

授業が終わると、先生から「本日もありがとうございました」という帰りの挨拶と、「今日はこういうことを授業で行いました」という報告があります。

帰りの挨拶や授業報告は、できるだけ親御さんとお子さん、両方で聞くと良いです。

家庭教師は学習効果の高い勉強方法ですが、中には残念ながら伸びないお子さんもいます。その原因は人それぞれですが、「お子さん・ご両親・先生の3者で、上手くコミュニケーションが取れていない」ということも要因のひとつ。

先生の報告を親御さんが聞いて「今日もしっかり勉強したんだね」とひと声かけてあげると、お子さんも「来週も頑張ろう」という気持ちになり、「ちゃんと見てくれている」という感覚をもつことにも繋がります。

また、授業後に親御さんがいつもいないと、先生が適当になってしまう可能性もあります。もちろんしっかり授業に取り組んでくれる人が多いと信じたいところですが、やはり先生も人間。手を抜いてしまうかもしれないため、授業後の挨拶はなるべく親御さんが立ち会うと良いでしょう。

家庭教師の授業はもちろん効果的。ただ、自習の時間も大切

ここまで、家庭教師の授業でどのようなことが行われるかを紹介しました。

ただ、授業はもちろん効果的ですが、「授業だけ」だと学力は伸びにくいです。

家庭教師の授業は週に1〜2回、60〜120分ほどが一般的で、これだけでは勉強時間として少なめ。授業の内容を元にお子さんが自習をすることで、大きな効果を見込めるようになります。

自習をどれくらいすると良いかは、お子さんの状況によるため、先生に「1日どれくらい勉強すると良いのか」を相談しましょう。ときどき休むのは問題ありませんが、コツコツ自分でも勉強することで、基礎学力が伸びていきます。

また、家庭教師の授業を通して「勉強する習慣」ができるため、これまで家でまったく勉強していなかったお子さんも自習ができるようになることは多いです。

自習でするべきことは、次の3つ。家庭教師の授業と合わせて、ぜひ意識してほしいと思います。

  • 授業の復習をする。
  • 出された課題をしっかり取り組む。
  • わからない点は、授業で質問できるようにメモしておく。

授業の復習をする

まず大切なのが、授業の復習。

人は誰しも、1回聞いただけでは忘れてしまいます。授業の直後は覚えていても1日、2日と時間が経つごとに忘れてしまい、1週間後には「何だっけ?」とすっかり覚えていないことも。

そのため、復習を必ずしましょう。授業が終わった翌日や2日後にあらためて内容を確認するか、練習問題を解いて記憶を復活させると良いです。

毎回の内容を覚えておくことで次の授業もスムーズに理解でき、勉強がよりはかどります。

出された宿題・課題をしっかり取り組む

授業だけを聞いて、先生から出された宿題に取り組まないお子さんもいます。

気持ちは確かにわかりますが、これでは当然、学力は伸びにくいです。

先生も嫌がらせのような量の宿題を出すことはなく、適度なボリュームを考えてくれます。数日休んでも消化できるくらいの内容がほとんどのため、頑張ろうと決めたなら、しっかりこなすことが大切。「宿題が終わったら遊んでOK」など、ご褒美を決めておくのも良いでしょう。

わからない点は、授業で質問できるようにメモしておく

自習をしていて、わからないことが出てくることもあります。これが原因で勉強が続かなくなってしまうこともあるため、次の授業で質問できるよう、メモしておくと良いです。

会社によってはいつでも質問できるサービスがあり、授業がない日も疑問を解決できます。授業だけでなく自習も頑張りたいと思っているなら、こうした会社を利用するのも良いでしょう。

【質問サービスのある主な家庭教師会社】

会社 対応エリア 特徴
家庭教師のあすなろ 全国 勉強が苦手なお子さん向けの会社。
LINEで質問できる「LINEでお悩みお助け隊」がある。
家庭教師のガンバ 関東・関西
甲信越・東北
勉強が苦手なお子さん向けの会社。
LINE・電話・FAXで23時まで質問できる。
トウコベ 全国(オンライン) 東大生に教えてもらえるオンライン家庭教師の会社。
LINEで質問できる。

家庭教師は学習効果の高い勉強法。しっかり活用しよう

家庭教師の授業では先生が英語や数学を教えてくれるだけでなく、数式や英文の書き方・宿題の設定・学習計画・受験対策など、さまざまな内容が詰まっています。授業を元に自習をしながらしっかり活用すれば、家庭教師の学習効果は高いです。

今お子さんの勉強で不安があるなら、体験授業を受けてみるのがおすすめ。家庭教師会社は無料で体験ができ、サービスについても詳しく説明してもらえるため、まずは興味がわいた会社に相談してみてほしいと思います。

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