家庭教師の選び方を徹底解説!

家庭教師の選び方完全ガイド

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発達障害(ADHD)の子供には塾と家庭教師どっちがいい?選び方の基準とおすすめ会社

投稿日:2020年7月27日 更新日:

ADHDのお子さんは集中力がなかったり、授業中に動き回ったりしてしまうことがあるもの。ただ、逆に「興味があることにはトコトン取り組める」「発想が豊か」という良いところもあります。

つまりADHDの場合、「子供の学力や性格、様子に合わせて教える」ということがより大切。塾と家庭教師で迷うこともあると思いますが、基本的には家庭教師のほうが合いやすいです。

ここでは「ADHDの子供に、塾と家庭教師どちらが向いているか」を解説します。

お子さんがADHDの場合、性格に合わせて教えてもらえる家庭教師がおすすめ

塾は学校と同じ形式の「集団塾」と、子供と先生が3:1や2:1で教えてもらえる「個別指導」があります。これらと家庭教師を比べると、主なメリット・デメリットは下のようになります。

学習サービス メリット デメリット
集団塾
(月1.5〜2万円)
・授業が学校と同じ形式
・友達と一緒に学べる
・聞くだけになりやすい
・個別の指導は薄め
個別指導塾
(月1.5〜2万円)
・きめ細かく教えてもらえる
・友達と一緒に学べる
・先生は大学生が中心
・完全な個別指導ではない
家庭教師
(月1.5〜4万円)
・1対1のきめ細かい指導
・授業に集中しやすい
・友達と一緒に学びにくい
・費用が高め

集団塾や個別指導塾は多くのご家庭が利用するサービスですが、ADHDのお子さんには少し不向き。集団塾の授業は聞き流してしまうことがあり、個別指導でも自習時間があるため、だらけてしまうことがあります。

もちろんADHDといってもそれぞれの子で性格が違うため、集団塾・個別指導塾が合うこともあります。ただ、家庭教師のほうがマンツーマンで子供のペースに合わせて教えてもらえるため、基本的には向きやすいです。

ほとんどの家庭教師センターは、ADHDの子供を敬遠しない。より良い指導を受けるためのポイント3つ

家庭教師の先生を紹介してくれる「家庭教師センター」は、さまざまなお子さんを指導しています。勉強が苦手な子やもともと成績の良い子、不登校の子など、大手や準大手の会社なら実績豊富。つまり、お子さんがADHDでも、特に敬遠されることはありません。

逆に時代が大きく変わる中、発達障害のお子さんは年々増える傾向にあります。上の図は文部省によるデータで、主に発達障害のお子さんが入る「特別支援学級」の生徒数で、大きく増えているのがわかります(参考:文部省「放課後等の教育支援の在り方に関する資料」)。

家庭教師センターはこうした時代の流れに合わせて、発達障害のお子さんに対応できる体制を整えています。会社によっては専門の「発達障害コース」を設けていることもあり、子供の様子に合わせて教えてもらえます。

ただ、やみくもに家庭教師センターへお任せするのではなく、次の3つのポイントを守ると、より効果的な指導を受けられるはずです。

【家庭教師センターを利用するときの、3つのポイント】

  • 子供の様子や学習状況を、体験のときに細かく伝える。
  • 学歴・学力だけでなく、コミュニケーション力が高い先生を希望する。
  • 気になることがあれば、こまめに家庭教師センターのスタッフに相談。

子供の様子や学習状況を、体験のときに細かく伝える

多くの家庭教師センターでは、無料で「体験授業」を受けることができます。体験授業では家庭教師センターのスタッフに「子供は今こうなんです」という相談ができますが、なるべく詳しく状況を伝えると良いです。

  • 子供の性格
  • 普段の様子
  • 家や学校での学習状況
  • 趣味

上のようなことをスタッフに伝えることで、より相性の良い先生を紹介してもらえます。

特にADHDのお子さんは、先生との相性がハッキリ分かれやすいもの。どんな様子や性格なのかをきちんと伝えることで、スタッフがさまざまなことを考慮して先生を選んでくれます。逆に言うと、こうしたことを積極的に聞いてくれる家庭教師センターは、親身に考えてくれる会社といえます。

学歴・学力だけでなく、コミュニケーション力が高い先生を希望する

家庭教師の先生は、平均レベルの大学を卒業した先生も多いですが、勉強に自信がある高学歴な先生も多いです。ただ、お子さんがADHDの場合、「学歴や学力だけでなく、人柄が良くてコミュニケーション能力のある先生をお願いします」と希望しましょう。

学歴が高くても、気さくにきめ細やかな指導ができるかは、また別の話です。高学歴な先生には真面目でカタい人もいて、こうした先生はADHDのお子さんに向かないことがあります。

基礎〜標準レベルを教えてもらうなら、そこまで高学歴な先生でなくても指導できます。それよりも子供の気持ちを汲み取って、楽しく興味のわく指導をしてくれる先生のほうが、逆に良い場合もたくさんあります。

気になることがあれば、こまめに家庭教師センターのスタッフに相談

家庭教師センターは先生を紹介してくれるだけでなく、先生との授業で気になることや悩みが出てきたときは相談に乗ってくれます。追加費用はかからない会社が多いため、積極的に利用しましょう。

ADHDのお子さんは、1年の中で状況が変わることがよくあります。もちろん先生も相談に乗ってくれますが、より中長期の学習プランや今後の進路などは、家庭教師センターのスタッフも的確なアドバイスをしてくれます。

また、営業に来てくれたスタッフが今後も相談に乗ってくれるかは、確認しておくと良いです。会社によっては営業とサポートのスタッフが分かれている場合もあるため、どんな人が相談に乗ってくれるかは、前もって聞いておきましょう。

発達障害コースがある大手・準大手の家庭教師会社

ADHDを含めた発達障害のお子さんは、大手か準大手の家庭教師センターを利用するのが安心。規模の小さな会社でも良いところはあるものの、やはり大手・準大手のほうが体制は整っていて、先生の数も多いです。

ここでは全国規模で人気があり、発達障害のお子さんに対応している家庭教師センターを紹介します。興味がわいたら体験を受けて、考えてみてくださいね。

発達障害コースはないものの、大手ながらきめ細かく対応してくれる「学研の家庭教師」

料金の目安 月2.5万円〜
講師数 約12万人
発達障害コース
オンライン指導
オリジナル教材

まずおすすめなのは、大手の「学研の家庭教師」。発達障害専用のコースはないものの、サポート体制が整っていて、先生の数も多いです。

先生がたくさん在籍しているということは、それだけ良い先生を紹介してもらいやすいということ。ADHDのお子さんは先生との相性が大切で、実力・経験が豊富な学研のスタッフがベストな先生を紹介してくれるはずです。

学研では手持ちの教材をしっかり押さえつつ、お子さんのペースに合わせて教えてもらえます。「なるべく大手がいい」という場合、学研はおすすめです。

▶️「学研の家庭教師」公式サイト・詳細

親近感のわく指導と、専門資格をもつスタッフによるサポートが特徴!「家庭教師のあすなろ」

料金の目安 月1.5万円〜
講師数 約14万人
発達障害コース
オンライン指導
オリジナル教材

家庭教師のあすなろも、準大手の会社として人気のサービス。公式サイトからもわかるように「親近感」を大切にしていて、発達障害コースも設けられています。

また、あすなろには「発達障害コミュニケーション指導者」という専門資格を持つスタッフが在籍していて、専門知識を元にサポートしてもらえるのも特徴。さらにこれまでの指導経験から、「やる気につながる声かけ」「ペースに合わせた学習プラン作り」「先生による指導報告書でのフォロー」など、独自のノウハウも蓄積されています。

あすなろは独自のオリジナル教材も用意していて、使うかどうかは自由に選べます。「費用を抑えつつ、発達障害の子供に寄り添って教えてほしい」という場合、あすなろは良い会社です。

▶️「家庭教師のあすなろ」公式サイト・詳細

「こころの未来」コースでADHD・LD・自閉症など、幅広く対応している「ノーバス」

料金の目安 月2.5万円〜
講師数 非公開(準大手規模)
発達障害コース
オンライン指導
(系列の別サービス)
オリジナル教材

最後のおすすめは、準大手の家庭教師センター「ノーバス」。主に関東エリアを中心にサービスを展開していて、対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・愛知・岐阜・三重となっています。

ノーバスは料金を公式サイト上に全て掲載していて、わかりやすくて良心的。発達障害のお子さん向けに「こころの未来」という専用のコースを設けていて、ADHDだけでなく不登校・ひきこもり・LD・自閉症など、幅広い専門知識と指導実績があります。

ノーバスも体制は整っていて、気になることはいつでも相談できます。料金も大手よりは抑えられているため、「料金を抑えつつ、大手に近いサポート体制がいい」という場合にはおすすめです。

▶️「家庭教師のノーバス」公式サイト・詳細

専任担当制&オーダーメイドの個別指導でサポート。発達支援専門の「LITALICO(りたりこ)ジュニア」

LITALICO(りたりこ)ジュニア

LITALICO(りたりこ)ジュニアは家庭教師ではなく個別指導の教室。発達障害のお子さんを専門にサポートしていて、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東エリアに25校以上の教室を展開(2023年現在)。これまでに1万件を超える指導実績があります。

授業は完全個別指導で、いつも同じ先生が教えてくれる専任担当制。コミュニケーションが苦手なお子さんでもスムーズに授業を受けられるよう、「質問が理解できる → 質問の返し方がわかる → 質問できる」のように、勉強以外の「ソーシャルスキル」も成長できるよう工夫されています。行動分析や今後のプランニングなどもあり、発達障害を専門にしている教室ならではのサポートが充実。まずは合うかどうか、体験や相談をしてみるのがおすすめです。

▶️「LITALICO(りたりこ)ジュニア」公式サイト・詳細

ADHDでも家庭教師でじっくり教えてもらえば、学力が伸びる可能性は十分ある!

お子さんがADHDの場合、何かと心配も多いもの。ただ、管理人も思いますが、ADHDの子は集中力に欠けるところはあっても、逆に良いところもあると思います。

きちんと指導してもらいながら適切なサポートを受ければ、きっと大きく成長してくれるはず。紹介した内容を参考に家庭教師を利用して、お子さんをサポートしてあげてくださいね。

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