
解約そのものより、気をつけたいのは教材の支払い
家庭教師をやめようと思ったとき、まず気になるのは「すんなりやめられるか」だと思います。
あすなろの場合、解約金はかかりません。
支店に連絡して書面を返送すれば手続きは完了しますし、申し込み時に預けた保証金も戻ってきます。
ただ、ひとつだけ注意したい点があります。
オリジナル教材を分割で購入している場合、解約しても支払いは残ります。
ここを知らずに手続きを進めると、「やめたのに引き落としが続いている」ということになりかねません。
この記事では、解約の流れと、事前に確認しておきたいことを整理しました。
解約の流れ
手続き自体はシンプルです。
1. 支店に電話で連絡
契約時に案内された担当支店に連絡します。
連絡先が分からない場合は、公式サイトの問い合わせ窓口から確認できます。
2. 解約理由を伝える
詳しく説明する義務はありません。「家庭の事情で」で十分です。
3. 書面が届くので記入して返送
スタッフが解約用の書面を送ってくれるので、記入して返送すれば完了です。
郵送のやり取りが入るぶん、手続きが完了するまで数日から1週間程度は見ておいたほうがいいかもしれません。
月末で区切りたい場合は、早めに連絡しておくと安心です。
解約金はかからない
あすなろは、解約時に違約金や解約手数料がかかりません。
「やめると言ったら高額な請求が来るのでは」という心配は、この点ではしなくて大丈夫です。
保証金は戻ってくる
あすなろに申し込むとき、保証金を預ける仕組みがあります。
月額料金に滞納があった場合の埋め合わせに使われるお金です。
滞納がなければ、退会時に返金されます。
金額や返金の時期は契約内容によって異なる場合があるので、解約の連絡をするときに「保証金はいくら、いつ戻りますか」と確認しておくと確実です。
注意:オリジナル教材の支払いは残ります
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
あすなろには2つのコースがあります。
- オリジナル教材を使うコース
- 手持ちの教材(学校のワークなど)を使うコース
このうち前者を選んでいる場合、**教材は「契約」ではなく「購入」**という扱いになります。
つまり、あすなろを解約しても教材は手元に残り、分割払いの残債もそのまま残ります。
どのくらいの金額が残るのか
あすなろの教材費は、1教科あたり月4,100円前後が目安です。
学年ごとに1年分を購入する形なので、1教科あたり年間49,200円ほどになります。
2教科なら年間で約10万円。仮に3ヶ月で解約した場合、残り9ヶ月分の支払いが続く計算になります。
使っている教材の種類や分割回数によって金額は変わるので、解約の連絡をする前に、契約書か明細で残債を確認しておいてください。
一括で精算できるか聞いてみる
分割払いが長く残っている場合、一括精算できるかどうかを支店に確認してみる価値はあります。
対応してもらえるかはケースバイケースですが、聞くだけなら費用はかかりません。
引き止められることはある?
解約の意思を伝えると、提案をされることはあります。
- 「先生を変更してみませんか」
- 「完全にやめてしまうと勉強の習慣がなくなるので、週1回60分だけでも」
こうした提案自体は、会社として自然なものです。
納得できる内容なら続ける判断もありますし、断っても問題ありません。
もし理由が「先生と合わなかった」だけなら、先生の変更で解決することもあります。
やめる前に一度相談してみる手もありますね。
逆に、費用の負担や指導方針そのものが理由なら、無理に続けても同じことの繰り返しになります。
そこははっきり伝えて大丈夫です。
解約前に確認しておきたいこと
連絡するときに、まとめて聞いておくとスムーズです。
| 確認項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| 教材の残債はいくらか | 解約後も支払いが続くため |
| 一括精算はできるか | 残債が多い場合の選択肢 |
| 保証金の返金額と時期 | いつ戻るか把握しておく |
| 最終指導日と最終引き落とし日 | 二重に払わないため |
| 書面の提出期限 | 月をまたがないため |
特に最終引き落とし日は確認しておいたほうがいいです。
手続きのタイミングによっては、翌月分が引き落とされてしまうことがあります。
やめたあと、どうするか
解約を考えている理由が「合わなかった」なら、次をどうするかも一緒に考えておきたいところです。
やめてから探すと、勉強しない期間ができてしまいます。
できれば在籍中に次の候補の体験授業を受けておくほうが安全です。
教材費でつまずいたなら
今回のように教材の支払いが負担になったのなら、そもそも教材を販売していない会社を選ぶという手があります。
家庭教師会社の中には、手持ちの教科書や問題集をそのまま使う方針で、教材販売を一切行っていないところもあります。塾に通っている場合は塾のテキストで指導してもらえる会社も。
月謝以外に払うものがない状態は、家計の見通しを立てるうえでかなり楽になります。
理由別に整理すると
| やめる理由 | 次に考えたい選択肢 |
|---|---|
| 教材費が負担だった | 教材販売なしの会社 |
| 月謝そのものが厳しい | 入会金0円の会社、または映像授業(月2,000円台) |
| 先生と合わなかった | 講師を自分で指名できるサービス |
| 家に人が来るのが負担 | オンライン専門の家庭教師 |
同じ「家庭教師」でも、料金体系は会社によってかなり違います。
入会金が0円のところ、月額のサポート費がかからないところ、時間単価で調整できるところ。
契約前に総額と解約条件を確認できるよう、各社の情報を比較表にまとめました。
同じ失敗を繰り返さないために、ここは先に見ておく価値があると思います。
よくある質問
Q. 解約金はかかりますか?
かかりません。ただしオリジナル教材を分割購入している場合、その支払いは解約後も続きます。
Q. 教材は返品できますか?
「購入」扱いのため、原則として返品はできません。手元に残ります。
Q. 保証金はいつ戻ってきますか?
滞納がなければ退会時に返金されます。時期は契約内容によるので、解約連絡のときに確認してください。
Q. 電話だけで解約できますか?
電話連絡のあと、書面の記入・返送が必要です。電話だけでは完了しないので注意してください。
Q. 月の途中でやめられますか?
指導の区切りや料金の扱いは契約内容によります。連絡のときに最終指導日と最終引き落とし日を確認しておくと確実です。
Q. 一度やめて、また再開できますか?
再入会の可否や条件は支店に確認してください。
まとめ
- 解約は支店に電話 → 書面を記入して返送。電話だけでは完了しない
- 解約金はかからず、保証金も返金される
- ただしオリジナル教材の分割払いは解約後も残る(1教科あたり年間約5万円が目安)
- 連絡時に残債・一括精算の可否・保証金・最終引き落とし日を確認しておく
- 先生との相性が理由なら、変更で解決することもある
解約手続き自体は難しくありません。気をつけたいのは教材の支払いだけです。
そこさえ確認しておけば、あとはスムーズに進むはずです。
「やめます」と伝えるのって、どうしても気が重いですよね。でも合わないまま続けるほうが、お金も時間も減っていきます。もし次を探すなら、今回引っかかった部分を条件に加えて選んでみてください。教材費が負担だったなら教材を売らない会社、費用そのものが厳しかったなら入会金0円のところ。同じところでつまずかずに済みますよ。
