家庭教師のあすなろを利用しようか考えるとき、気になるのが「教材」。
あすなろは「学習ゼミテキスト(メイトホームスタディ)」というオリジナルの教材を用意していて、何を勉強したら良いかわからないお子さんでも迷わず勉強できるようになっています。
ただ、「あすなろの教材って高いのでは?」「本当に使うべき?」のように、少し不安になることもあるもの。
あすなろの教材は1教科で月4,000円ほど。指導料・教材費の合計で、月15,000~25,000円くらいになるのが一般的。
確かに教材費としては普通の参考書や問題集より高いものの、あすなろはその分授業料がお値打ちなため、トータルでは大手よりお値打ちです。
また、教材のレベルは基礎が中心で、勉強が苦手なお子さんでも無理なく取り組めるボリューム。学校の教材と合わせて授業で活用することで、着実に学力アップが期待できます。
ここでは「あすなろの教材」について解説します。
あすなろには「学習ゼミテキスト(メイトホームスタディ)」というオリジナル教材がある。レベルは基礎が中心で、教科書の理解をサポート
あすなろは「学習ゼミテキスト」というオリジナル教材を用意しています。学習ゼミテキストは種類がありますが、小学生・中学生向けの教材は「メイトホームスタディ」という名前でシリーズになっています。
メイトホームスタディもテキストの種類が分かれていて、下の4種類があります。
- 予習・復習らくらく帳(予習・復習に使う)
- でるモン☆テスト対策本(テスト前の対策に)
- まるわかり要点シート(さっと復習したいとき・テスト直前の確認に)
- 弱点まとめ本(苦手にしやすい部分を総復習できる。夏休み・冬休みに)
本屋にも参考書や問題集はたくさん売っていますが、メイトホームスタディの特徴は
- 教科書にしっかり合わせた内容で、理解が深まる。
- 基礎が中心で、勉強が苦手でも挫折しにくい。
- ボリュームがちょうど良く、サクサク取り組める。
勉強が苦手なお子さんは、「何を勉強すればいいかわからない」ということも多いもの。メイトホームスタディはほど良いレベルでレイアウトもきれい。ていねいな解説もあるため、勉強が苦手・キライ・伸び悩んでいても、取り組みやすくなっています。
また、あすなろの先生も学校の教材に加えてメイトホームスタディも授業に取り入れてくれるため、「教材を購入したものの、けっきょく使わずに放置・・」という失敗も防げます。
さらにあすなろは先生だけでなくスタッフに勉強の質問や相談もできますが、スタッフはメイトホームスタディの内容を把握しているため、スムーズに解決してもらえます。
あすなろのオリジナル教材は必須ではなく、選択可能
メイトホームスタディを使うかどうかは、自由に選べます。「学校で使っているワークを教えてほしい」「まずは教科書を中心に勉強したい」という場合、無理にあすなろの教材を使う必要はありません。
あすなろは体験授業を行っていて、実際にどんな授業をしてくれるのかチェックできます。このときにメイトホームスタディも見せてもらえるため、お子さんと一緒に見てみるのも良いです。お子さんが「これならしっかり勉強できそう」と感じたら、使うのもおすすめです。
あすなろの教材費・テキスト代は高い?教材費・指導料を合計して、月1.5〜2.5万円くらい
ネットであすなろの口コミを見ていると、「教材が高い・・」という評判をよく見かけます。メイトホームスタディの料金は教材ごとで、下のようになっています。
教材 | 金額 |
---|---|
まるわかり要点シート | 各教科・各学年12,300円(税込) |
予習復習らくらく帳 | 英・数・国:各学年1教科36,900円(税込) 理・社:各学年1教科27,300円(税込) |
でるモンテスト対策本 | 英・数・国:各学年1教科36,900円(税込) 理・社:各学年1教科27,300円(税込) |
弱点まとめ本 | 英国(2教科セット):各学年36,900円 英数国(3教科セット):各学年49,200円 5教科セット:各学年73,800円 |
上の金額は、1年間での金額。たとえば「まるわかり要点シート」の場合、「中学1年・数学で年間12,300円(税込)」のようになります。
たとえばお子さんが中学2年生で、「英語」と「数学」の教材を利用する場合、教材費は次のようになります(「弱点まとめ本」は長期休み用のため、ここでは省いています)。
【教材費の例】
教材 | 金額 |
---|---|
まるわかり要点シート | 中1英語:12,300円 中1数学:12,300円 |
予習復習らくらく帳 | 中1英語:36,900円 中1数学:36,900円 |
でるモンテスト対策本 | 中1英語:36,900円 中1数学:36,900円 |
合計 | 172,200円 |
上のように合計の教材費は17万円ほど。進研ゼミなどの通信教育も月1万円ほどかかることが多いため同じくらいですが、高く感じるかもしれません・・。
ただ、上の教材費は一括で払うこともできますが、12ヶ月のローン(分割)で購入するのが一般的。すると毎月の教材費は、172,200円÷12ヶ月=月14,350円(税込)になります。これは英語と数学を合わせての金額なので、「1教科あたり月7,175円の教材代」ということになります。
また、上の金額は、メイトホームスタディのシリーズをひと通り使う場合。「まるわかり要点シートはやめておこう」のように必要ないものを省くこともでき、費用を下げることができます。すると年間10〜15万円くらいの教材費で抑えることもできるはずです。
教材費を一括で払うと、毎月の支払いは指導料と交通費だけになり、月1万円ほど
あすなろのオリジナル教材(学習ゼミテキスト)を使う場合、毎月の料金は「指導料」と「教材費」の合計になります。
関東エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉)では、小・中学生の指導料は60分2,000円(税込)、90分3,000円(税込)。
中学1年で英語と数学の教材を使い、週1回(月4回)90分で教えてもらうなら、指導料3,000円×月4回+教材費14,350円=月26,350円(税込)となります。
ただ、教材は分割ではなく、一括で購入することもできます。すると毎月の支払いは指導料と先生への交通費だけになり、月1万円ほどで良いことになります。
毎月2〜3万円の支払いはジワジワと負担になるため、余裕があれば教材費は一括での支払いがおすすめ。使う教材や支払いは、あすなろのスタッフとも相談しましょう。
あすなろの教材を使わない場合、「管理費・サポート費(月1万円ほど)」がかかる。結局のところ、月1.5〜2.5万円ほど
あすなろのオリジナル教材を使わない場合、教材費はかかりません。
ただ、かわりに「管理費・サポート費」という費用がかかり、小・中学生:9,800円、高校生:13,400円(税込)です。
あすなろでは指導料を先生に直接手渡しで払うため、あすなろは利益を教材費または管理費・サポート費から得ています。管理費・サポート費は「ご家庭やお子さんのサポートをするための費用」で、オリジナル教材を使う場合は管理・サポート費も込みで教材費となっています。
たとえば中学1年で英語と数学を週1回(月4回)90分で教えてもらうなら、指導料3,000円×月4回+管理費・サポート費9,800円=月21,800円(税込)となります。結局のところ、こちらのプランも月1.5〜2.5万円ほどになるため、どちらにするかで迷ったらスタッフとも相談して決めると良いです。
あすなろの営業スタッフに、教材を強引に売り込まれることはない。万が一の場合、教材はクーリングオフが可能
家庭教師の会社によっては、強引に教材を売り込むところもあります。ただ、あすなろは無理な営業をしておらず、公式サイトにも書かれています。
最近はネットの口コミで、悪い評判はすぐに広がってしまいます。そのためあすなろは気をつけていて、親御さんやお子さんに合わせてプランや教材を提案してくれるはずです。
また、購入した教材は「クーリングオフ」という国の制度の対象で、契約から8日以内なら解約が可能。使ってしまうと適用できませんが、もし何かあった場合のために覚えておきましょう。
あすなろの教材は、内容が子供に合えば使うのもおすすめ
家庭教師あすなろでは「学習ゼミテキスト(メイトホームスタディ)」という、オリジナル教材を用意しています。使うかどうかは自由に選べて、レベルは基礎が中心。あすなろは勉強が苦手なお子さん向けのサービスですが、無理なく取り組める内容・ボリュームになっています。
メイトホームスタディを使う場合は指導料に加えて教材費がかかり、月1.5〜2.5万円ほど。教材費を一括で払えば毎月の支払いは指導料のみで、月1万円ほどとかなりラクです。
体験授業でお子さんと一緒に教材を見て、「これならできそう」と感じたら、あすなろの教材を使うのもアリ。ただ、「学校の教科書・ワークをしっかりこなしたい」「基礎はまずまず理解できるから、応用問題を教えてほしい」という場合、無理にあすなろの教材を使わなくても良いと思います。
あすなろはトライや学研に次ぐ大手の会社で、体制も整っています。先生は大学生を中心に幅広く充実しているため、考えてみるのもオススメです。まずは資料をチェックしてみたり、あすなろのスタッフに話を聞いてみたりしてほしいと思います。